Googleが新画像フォーマット「WebP」 – JPEGと同品質で高圧縮率という記事より。
JPEGなどに代表される非可逆式圧縮フォーマットの一種で、主に写真などの画像の圧縮に向いているという。その最大の特徴は圧縮率で、サンプルの比較で同品質のJPEG画像の10~80%程度のファイルサイズにまで圧縮できる。
Googleが画像用の新しいフォーマット「WebP」を発表し、各種ツールの提供を開始しています。JPEGの10〜80%程度まで圧縮できるのが特徴です。
GoogleではJPEG等の画像ファイルから「WebP」へと変換するツールを提供しています。が、まだ「WebP」を表示できるウェブブラウザが存在していません。
「Googleでは近日中にWebKit向けの対応パッチをChromeに提供する予定」ということですが、他のウェブブラウザでも対応するでしょうか。
「Gallery」でJPEGと「WebP」の比較画像が見られます(WebPの画像は非対応ブラウザ向けにPNG形式で提供)。
Googleがオープンソース化を発表した「WebM」のベースとなっているVP8の技術を利用して画像圧縮を行っているということです。
Googleによれば、画像ファイルは今日のWebトラフィックの約65%を占めており、これがネットワーク帯域の圧迫と、レスポンスの低下というユーザー体験の悪化につながっているという。
「ここ20年あまりで画像の圧縮に関してはほとんど進歩がないのが現状」ということですが、確かにそうですね。ぼくがインターネットを始めた15年前から、GIFとJPEGです。
ちなみに「ウェッピー」と発音するそうです。ツールのダウンロードはコチラから。