Koozytが、無線LAN電波から位置を推定する技術「PlaceEngine」を「セカイカメラ」のワールドプレビューに向けて提供したことを発表しています。
▼“AR(拡張現実)インターフェイス”「セカイカメラ」のワールドプレビューをファッション展示会「rooms」にて実施
「セカイカメラ」のワールドプレビューを、国内外400以上のブランドが集まる国際的なファッションの合同展示会「rooms」(開催期間:2009年2月17日〜19日、会場:国立代々木競技場 第一体育館、主催:アッシュ・ペー・フランス株式会社)において実施しましたのでお知らせいたします。
「セカイカメラ」とはこういうものです。
頓智・が開発した「セカイカメラ」は、現実空間にコンピュータが作り出した情報を重ね合わせ、補足的な情報を付加する技術として注目を集めるAR(拡張現実)分野のiPhone 3G向けアプリケーションです。
「iPhone」のカメラを空中に向けると、それがなんであるかといったタグが表示されたりするものなのですが、つまり位置情報がないと使えません。
そこでKoozytが「rooms」の会場に臨時で無線LANアクセスポイントを設置し「PlaceEngine」を使えるようにしたそうです。
ジネスの観点からは、店舗へのナビゲーションや観光案内、将来的には広告など、企業とユーザーの新たなコミュニケーションツールとして注目されています。
なるほど「セカイカメラ」は世界中のどこでも使えるものではなく、こうしたイベントであるとか、他には博物館とか動物園とか、そういう場所で使われるようになるものなのかもしれませんね。