「Bluesky」が、エコシステムの成長と持続可能性の促進を目的としたAT Protocol開発者向けの助成金の配布を発表していました。Announcing AT Protocol Grantsとして発表しています。
We’re excited to announce the AT Protocol Grants program, aimed at fostering the growth and sustainability of the atproto developer ecosystem.
AT Protocol開発者向けの助成金
この助成金プログラムでは、プロジェクトごとに500ドルから2,000ドルの助成金として合計10,000ドルを配布するとしています。
「Bluesky」では、AT Protocolの開発者を奨励し、サポートするためにこの助成金プログラムを立ち上げたとしています。
2024年2月の「Bluesky」の一般公開に先立ち、パイロットプログラムとして3人の開発者に助成金を支給したそうです。下記のプロジェクトと開発者にそれぞれ1,000ドルが送られているとのこと。
・AT Protocol Python SDK — Ilya Siamionau
・AT Protocol Dart SDK — Shinya Kata
Bluesky APIドキュメントサイトにリストされているこれら2つのSDKは、AT Protocol開発者の間で人気のパッケージとのこと。
・SkyFeed — redsolver
SkyFeedは、カスタムフィードを作成することができます。40,000を超えるカスタムフィードの大部分はSkyFeedで構築されているそうです。
AT Protocol開発者向けの助成金の申請はコチラから。
Twitterの初期の盛り上がりも、サードパーティーのアプリやサービスが大量に立ち上がったことでした。エコシステムを大事にするという「Bluesky」の姿勢はとても嬉しいですね。
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