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まさか令和の時代に再びmixiのアカウントを作ることになろうとは。スタートしたばかりの「mixi2」に招待していただき、早速、試してみることができました。
mixiの再来?
ざっくり試した感想としては、Xのようなタイムラインを持ちつつ、DiscordやMisskeyのようなアイコンや絵文字も使って返信ができるアプリ型の短文投稿サービスといった感じでしょうか。
ポストできる文字数は149.3文字ですが、これにも何か意味があるのでしょうか。文字のサイズを変更したり、エフェクトをつけてポストすることもできます。
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最初からアカウントが3つ作成できたり、コミュニティ機能があったり、意外に充実したスタートを切っているという印象もあります。ベータ版ではなくちゃんと正式版というイメージです。
随所に感じるのは「楽しく使おうね」という雰囲気でしょうか。全体的な色使いやフォントなどのUIを含め、明るさを心がけているように感じます。
いずれユーザー数が増えれば雰囲気も変わるのかもしれませんが、まずは“陽気”なスタートを切ったのではないでしょうか。
Xを代替するサービスとしてBlueskyやThreadsが挙げられることが多いですが、どっこい日本にはmixiがありましたよということを思い起こさせてくれる「mixi2」のリリースです。
今はインターネット老人会のみなさんが昔を懐かしんで大挙して押し寄せているようですが、飽きずに使われるのでしょうか。しばらく動向が楽しみです。
写真で見る「mixi2」
ユーザー登録から少し使ってみたところまで、iPhoneで撮影したスクリーンショットで紹介します。雰囲気が伝われば幸いです。
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(左)「mixi2」の招待画面です。現在は招待制ですが、招待数に制限はありません。すでにユーザーになっている人から招待を受けることができます。
(右)「mixi2」の利用は18歳以上となります。
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(左)「mixi2」の新規登録にはメールアドレスが必要です。
(右)ぼくはいつもの「kogure」です。
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(左)プロフィール画像は後からでも設定可能です。
(右)ログイン直後のタイムラインです。
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(左)投稿画面です。
(右)返信している様子もタイムラインに表示されます。
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(左)「エモテキ」という投稿するテキストを装飾する機能があります。
(右)イベント作成も可能です。
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(左)写真を投稿したところです。
(右)プロフィールページです。招待コードはここから取得できます。
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(左)返信には「いいね」だけでなくアイコンもつけられます。
(右)文字などもあります。
以上、ざっくりとですが「mixi2」の雰囲気を紹介してみました。
当然、今はオープン直後で賑わっていますが、これが続くのかどうか。恐らく若い人はmixi自体を知らないと思うので、そういう世代にどう訴求していくか、というのもあるでしょうね。
そもそも、どこまで本気で「mixi2」をやっていくのか、というのも気になります(2000年代にはこういうSNSがボコボコと登場した記憶もあるので)。
が、Xが肌に合わなくなったけれど英語のサービスは使いたくないという人の受け皿としては、かなり良いのでは、と思いました。
APIの公開やウェブ版の登場が、個人的には待ち遠しいところではありますが。