TechCrunch >> Comparing the Mapping Servicesというエントリに Googleマップや Yahooマップの機能一覧表が上がっていました。
We looked at all five of the current map services and examined their features and performance. Below is a feature by feature comparison.
■MAPサイト比較表
こうして見てみると各マップの特性がわかって面白いですね。
・Google と Yahoo! は必要最低限の機能で無償提供
・Windows Live Local のバードビューは一見の価値有り!
・Mapquest は地図サービスでの多機能化を目指している
などなど。
中でも Yahoo!マップを見ていて「こんなことまでわかるのか!」と驚いたのがこちら。
ニューヨークのベラザノブリッジは現在メンテナンス工事中という情報が表示されています。こんなことまで!
このように「工事中」の場所や、「通行止め」の場所なんかも表示できてしまうのが Yahoo!マップの素晴らしいところです。Beta版なので操作性に少し難がありますが、これは日本版が楽しみですね。
ちなみに Windows Live Local で同じ箇所をバードビューで見るとこうなります。
Googleマップを見ていると「この建物は何だろう?」と思うことがあるのですが、斜めからの立体感溢れる写真ですとそういうことも無くなりそうです。
関連してZillow.comという不動産サイトを見ていたら、これは凄い!
なんと、マップで表示されている家の売り出し価格がわかってしまうというものです。自分の家の価格や隣の家の価格がひと目でわかってしまう。あの子の家もこの子の家もですよ!?
これについて私の感じたこと: アメリカ版不動産業界大変革では、
zillow.comやProperty Sharkなどユーザーが不動産ブローカーの力を借りなくても、ある程度の判断が出来る仕組みが構築され、不動産情報の流通システムも変わらざるを得なくなっているようです。
と不動産業界の激震について触れています。
この勢いではすぐにでも、「このマンションの 503 号室は何 LDK で月いくらで、あと何ヶ月で契約が切れます」といった賃貸情報がマップサイト上だけで表示されるようになるのでしょうね。
・Google Maps
・Yahoo Maps beta
・Windows Live Local
・Ask Maps
・Mapquest
※栗先生による“なりきりネタフル”でお送りしました。