「Threads」は“ActivityPub”によりMastodonやWordPressと連携可能に

ActivityPub blog

MetaのテキストベースのSNS「Threads」は、オープン・ソーシャル・ネットワーキング・プロトコルであるActivityPubに対応する予定で、MastodonやWordPressなどと連携可能になります。そう、WordPressも対応するのですよ。

これは、Metaが公開したテキストでつながる新しいアプリ、「Threads(スレッズ)」をローンチに記述がありました。

MastodonやWordPressなど、ActivityPubプロトコルをサポートする他のアプリと相互運用が可能になり、ほとんどのソーシャルアプリでは不可能な、新しいタイプのつながりが生まれるようになります。Tumblrを含む他のプラットフォームも、将来的にActivityPubプロトコルをサポートする計画をすでに発表しています。

ActivityPubで他のプラットフォームと連携

MetaがActivityPubを選んだのには、既に対応しているプラットフォームがあること、というのも挙げられるのでしょうね。

ActivityPubは非中央集権型の分散SNSのプロトコルで、例えばMastodonをインストールしたサーバー同士が横の繋がりで連携する様子が、独立性を保ったまま相互接続されたサーバー群としてfederation(連合)+universe(世界)でFediverse(フェディバース)と呼ばれます。

このFediverse(フェディバース)に、いずれ「Threads」も参加するということです。

WordPress.com、Tumblrなどを運営するAutomattic社は「ActivityPub for WordPress」というプラグインを買収しており、読者は好みの連携プラットフォーム上のWordPressブログをフォローすることが可能になります。

ネタフルはWordPressで運用しているので「Threads」に投稿することが可能になるということでしょう。

ActivityPubのメリットなど

ActivityPubと協力することで「Threads」の利用をやめた後、コンテンツを他のサービスに移行するオプションが提供される予定だそうです。

今後のビジョンは、互換性のあるアプリを利用していれば「Threads」のアカウントを持っていなかったとしても「Threads」上で他の人をフォローしたり、交流したりすることを可能にする(あるいはその逆)ことで、多様で相互接続されたネットワークの新時代を先導するものだを考えているということです。

ThreadsのMasato Kogure (@kogure)

Threads, an Instagram app

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