「Bluesky(ブルースカイ)」の招待コードを一般ユーザーも配布可能に

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Twitterのアイコンが犬になったり、APIが制限されて使えないサービスが多発したり、何やら不穏な空気を感じている人が増えているのでしょうか。TwitterのようなUIを持つ分散型SNSで、Twitterを代替するのではと言われる「Bluesky」の記事へのアクセスが増えつつありました。

Twitterで検索しても「Twitterの代替にはBluesky(ブルースカイ)かな」という人を数多く見かけるようになり、なんとなくキャズムを超える的な展開が近いのかと思っていたのですが、如何せん招待制で誰でも気軽にユーザー登録できるものではありませんでした。

だがしかし。本日のアップデートを持って、iOSアプリで招待コードの発行が可能になったのです!

追記:「Bluesky」招待コードは間もなく廃止へという記事を書きました。

「Bluesky(ブルースカイ)」招待コードを一般ユーザーも

最初、2通だった招待コードはすぐに5通に増えました。どのタイミングからか分かりませんが、以前から使っていたユーザーにはだいたい機能として提供されているようです。

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招待コードが使われると新たに補充される状態で、どんどん招待できるようになっているので、とりあえずFacebookで興味のある友人を30人ほど招待してみました。

状況が状況だけに、Twitter代替と噂されるサービスを試してみたい人は少なくないようです。

「Bluesky」への移行は進むか?

個人的には機能云々よりも「誰がいるか」ということがSNSにおいては重要だと思っているので、友人の移住が進めば「Bluesky」でなくてもOKではあるのですが、UIやUXがTwitterにそっくりなので、代替サービスとしては浸透しやすいのではないかと思っています。

Nostr」に続いて「Bluesky」と新しもの好きとしては楽しいサービスが立て続けに使えるようになったのですが、やはり一般の人が増えてくるとタイムラインの雰囲気も変わるでしょう。

フォローする人によりけりでもありますが、リポストでこれまでと違う話題が目に入ったり、無茶をする人が現れたり、今まで性善説でなんとかなっていたものが、そうではなくなる瞬間がSNSには必ず訪れます。

黎明期は牧歌的で良かったよね、なんて10年後くらいに語っているかもしれませんが、そういう雰囲気をTwitterに続いて2度目に味わうことができるかもしれないと思うと、どうにもワクワクする自分がいます。

とはいえ「Bluesky」ではなく、同じくATプロトコルを使用した「Redsky」とか「Greensky」を立ち上げる人も出てくるかもしれませんし、必ずしもTwitter=Blueskyにはならないのではないかと思います。

もしかすると「Bluesky」がこのまま大きく成長するかもしれませんが、サーバーや保守管理、サポートなどのコストもかかってくると思うので「もう一度Twitterを作りたいか?」となると、ここまでのTwitterを見てきた人は二の足を踏むかもしれません。

ただ、こればっかりはどうなるか分かりません。ある日、ポーンと「Blueskye」がなくなる可能性もあるし、もしかすると本当にTwitterを代替するようなサービスになるかもしれません。まさに、そういう可能性の入口に立っているのが今。であると思っています。

そして2023年4月7日には来日中の開発者を迎えミートアップが開催されるということなので、取材で参加してきます。後日レポートをブログで書きます。

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