携帯やテレビでもYahoo!サービス——「Yahoo! Go」発表という記事より。
米Yahoo!は1月6日、Webで提供している各種コンテンツをテレビや携帯電話でも利用できる新サービス「Yahoo! Go」を発表、テリー・セメルCEOがCES(Consumer Electronics Show)の基調講演で披露した。
Yahoo! が提供しているサービスやコンテンツをテレビや携帯電話から利用できるようにする「Yahoo! Go」を発表しています。
「Yahoo! Go TV」では、PCに接続されたテレビの画面でPCやWebのコンテンツを表示でき、Yahoo!のパーソナライズサービスを使ってデジタル写真を共有したり、最寄りの映画館の上映作品や時間をチェックすることが可能。
現時点ではそのままPCで見ればいいじゃないか、って気もするんですが、将来的にリビングの中心にあるテレビに、インターネットを見る役割が移行して行くことを見据えての戦略なんでしょうね。
家電業界、ネット業界は家電とインターネットに随分とご執心ですけど、一般の消費者はその動きに誘導されるような感じで、家電+インターネットに馴染んでいくことになるんでしょうかね。
あまりテレビでネットを見たいとか思ったことはないんですが、「簡単ネットはテレビでしょ!」みたいな時代がすぐにやってくるのでしょうか。デジタルハブでAppleに洗脳されているぼくが考えることではないですね。はい。
「Yahoo! Go Mobile」の方は、
Yahoo!のコミュニケーションサービスを携帯内蔵の電子メールやアドレス帳、予定表アプリケーションと連動させることができ、例えば携帯をなくした場合でも、連絡先などの情報はWebに保存されているため、新しい携帯で同期して使うことができるとしている。
という機能になるそうです。バックアップもそうですが、簡単にPCと同期が取れるのも良し。こういうデータはどんどんオンラインストレージに移行していくんだろうな。
さらに“ブラウザを使わずに各種情報にアクセスできるアプリケーションスイート”である「Yahoo! Go Desktop」も発表されています。
自分の連絡先情報を自分が使っているサービスやインターネットコミュニティーとリンクできる「ダッシュボード」、無線LAN接続チェックやアドレス帳、予定表、電子メールのチェックといった各種タスクを実行できる「Widget Engine」(旧Konfabulator)などで構成される
行くとこまでいけば「OSいらない」って感じにもなるのでしょうか。
CESの発表ではGoogleは未来という感じがしましたが、Yahoo! はもの凄く堅実・確実に展開している印象を持ちました。
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YahooのConnected Life担当バイスプレジデントMarco Boerriesは、「毎月4億5000万人もの人々が、われわれのサービスを利用している。これだけ多くのユーザーがPCのブラウザに依存してきた」と述べる。「Yahoo IDひとつで、インターネットがまるごと、あらゆるデバイスに接続されるようになる」