The Mozilla Foundationは9日、Webブラウザ「FireFox 1.0」を正式にリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、WindowsとLinux、Mac OS Xの各プラットフォームに対応したバイナリが、日本語を含む15種の言語にローカライズされた形で配布されている。Firefoxはオープンソースモデルのもと開発されるソフトウェアであり、誰でも自由に利用/再配布できる。
▼Mozilla Japan – Firefox ブラウザ、Thunderbird、Mozilla Suite の公式サイト
Windows版をインストールしてみたのですが、特に問題なしでした。正式版になる前は、一度削除して再インストールしたらエラーが出て起動できなくなってしまっていたのですが、理由は分かりませんが問題解消していました。特に問題ないだけに、昨今の利用者が増えているというニュースもうなづけます。
Firefoxは、Mozillaと同じHTMLレンダリングエンジン「Gecko」を採用したWebブラウザ。機能が充実する一方で肥大化が指摘されていたMozillaに対する反省から、Webブラウザとしての機能はFirefoxに、メールクライアントとしての機能はThunderbirdに分離、別個に開発が進められてきた。
ウェブブラウザとメーラーが分かれていて助かりますよ。基本的にはウェブブラウザ機能しか使いませんから。
Windows版、Mac OS X版、Linux版がそれぞれあり、日本語ローカライズもされていますので、興味のある方は是非お試しを。Mozilla Japan – Firefox ブラウザ、Thunderbird、Mozilla Suite の公式サイトにアクセスすると、使用しているOSを見てダウンロードするファイルを自動的に表示してくれているようですので、すぐにダウンロードできると思います。
個人的にはExplorer風のタブ管理を求めているので、もしSafariではなくFirefoxに機能搭載されたら、迷わず乗り換えると思います。もしかしてもうできる? 試してみなくては。「update.mozilla.org からタブブラウズ関連の拡張機能をインストールすれば、Firefox のタブブラウズ機能がより一層パワフルになります。」とも書かれているので、ちょっと期待。
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Firefoxは、米Netscapeから独立した非営利法人であるMozilla Foundationによって開発が進められた、軽快に動作することを前提として開発されたWebブラウザ。RSSファイルを読み込んで記事タイトルを一覧表示するライブブックマーク機能や、複数のWebページを切り替えて表示できるタブブラウジング機能、ポップアップ広告ブロック機能などを備える。