会津若松市「OpenOffice.org」導入で1,500万円のコスト削減

会津若松市のOpenOffice.org全庁導入、約1500万円のコスト削減にという記事より。

会津若松市は8月22日、オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org」の全庁導入で削減できるコストの試算や導入までのいきさつを公表した。

これによると、評価が始まったのはなんと2003年2月からだそうです。2005年8月に庁内での使用が許可され、2007年8月~10月に試用できるように全PCにインストールするといった流れを経ています。

結果として、ライセンス関連で約1,500万円の削減ができると見込まれているということです。

ただし、完全にMicrosoft Officeを無くしてしまう訳ではなく、15%程度の併用も想定されています。内部的には「OpenOffice.org」で良くても、外部からのファイルはMicrosoft Officeで作成されたものが多いでしょうからね。

コスト削減ができて良いことなのですが、実際に現場の人たちがどう思っているかというと、会津若松市のOpenOffice.org導入、職員の本音という記事もありました。

OASYSから既存のワープロソフトなどへの切り替えも徐々にだった気がする。OOoへの切り替えも徐々にであってほしい

職員の声です。でも考えてみると、ワープロ専用機からパソコンに移行したこともあったのですよね。