2020年3月6日に申し込んでいた「楽天モバイル」が届きました!
既にサポーター体験していた人たちから「iPhoneでもeSIMが使える(eSIMの再発行で)」という声が漏れ聞こえてきたため、ぜひとも人柱になりたいと思って申し込みしてみました。
ということで、新規申し込みした「楽天モバイル」のeSIMがiPhone 11で使えるようになるのかどうか‥‥というレポート記事です。
※先に書いておきますがiPhone 11でのeSIM設定はまだ成功していません。
※無事にiPhone 11で「楽天モバイル」のeSIMを設定することに成功しました!(ただし保証された使い方ではありませんので自己責任でどうぞ)
「楽天モバイル」申し込みの経緯
こんな感じで申し込みに至ったのだ‥‥というのはこちらの記事からご覧ください。
1年間無料で使えるのなら、試しに申し込みしても良いかな、という気にはなりますよね。
ということで「楽天モバイル」の正式サービスが開始の本日4月8日に、eSIM版の書類が届きました。
しかも!
データ通信量は5GBに増量
楽天の三木谷社長がこんなツイートをしていました。
本日、楽天モバイルは本格始動します。また『Rakuten UN-LIMIT』を2.0へとバージョンアップし、パートナー回線エリアのデータ容量を2GBから5GB/月にアップ、容量消費後の通信速度も1Mbpsに引き上げ無制限でご利用いただけます。日本をもっと元気にしていきたいと思っています。https://t.co/hkjtOq2Oxe
— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) April 8, 2020
な、なんだってー!!!
・パートナー回線エリアのデータ容量を2GBから5GBに
・容量消費後の通信速度も1Mbpsに引き上げ
なんたる英断。パートナー回線というのはauのことですね。月に5GB。さらに5GBを消化したあとも通信速度は1Mbpsになる、と。けっこう普通に使えます。
まだ楽天モバイルとしてのエリアは心もとないようですが、この2つのアップグレードがあればかなり普通に使える気がしますね! 申し込んでおいて良かった!
iPhone 11にeSIMを
正確にはiPhone 11 Pro Maxですが、とりあえずiPhone 11(iOS 13.4.1)ということで話を進めますね。
届いた封筒を開けると中に入っているのは書類一つ。
ふむふむ、なるほど‥‥と読み進めていくと「my楽天モバイルアプリ」を使って回線の開通をしないといけないらしい‥‥oh‥‥。
実は書類の中にeSIMを設定するためのQRコードが含まれていて簡単にいけるのでは‥‥という淡い期待を抱いていたのですが、そうはいきませんでした。
いちおうQRコードはあるのですが、これを撮影すると楽天IDとパスワードを入力するログイン画面に飛ぶだけのもの。そこから「my楽天モバイル」が起動し、回線手続きに進むと説明にはあります。
このあたりです。
試しにQRコードを撮影してログインするところまではiPhone 11でも問題ないのですが、さすがにアプリは起動しません。
困ったな‥‥と思い、とりあえず古いAndroid端末を引っ張り出してきて「my楽天モバイル」にログインなどして、さてアプリをダウンロードするしかないかな‥‥というタイミングで再びiPhone 11を開いてみると?
あら!
なんだかよく分からないけど一歩前進したぽい!?
「申し込み履歴の回線管理からeSIMを開通できます」とあります。ここではたと気づきました。
そういえばウェブからアクセスした「my楽天モバイル」にそんな項目があったな、と。
確認してみると、あるねぇ。
ふと気になって説明を改めて読むと「my楽天モバイル」アプリを起動したあとの画面、これ普通にウェブブラウザーで表示したものですよね?
「my楽天モバイル」アプリというのは、ひょっとして「my楽天モバイル」にアクセスするためだけのウェブブラウザーのようなアプリなのでは? と思いました。
ということはつまり「my楽天モバイル」アプリは必要ないかもしれません(もしかすると本人確認にAndroid端末からアクセスしたのも影響していないとも言い切れませんが)。
ということで、もしかするとウェブブラウザーから「my楽天モバイル」アクセスすれば回線開通できるのでは、とまたもや淡い期待を抱きつつ「申し込み履歴」を表示するも?
届いているのに、なぜか「出荷準備中」となっており、アプリなしで回線開通の手続きができるのかどうかまでは確認できておりません。
というあたりでランチタイムでウェブの表示も遅くなってきてどうにもならないので、また進捗があれば追記したいと思います。果たしてiPhone 11でeSIMは設定できるのか!?
「my楽天モバイル」にはココからログインできます。
iPhone 11に楽天モバイルのeSIMを設定する方法
20時過ぎに「楽天モバイル」から「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」メールが届きました!
恐らく回線が開通したんだろうな‥‥と踏んで、iPhoneのウェブブラウザーから「my楽天モバイル」にアクセスしてみます。
「配送完了」になってます!
「申し込み履歴」をタップして進むと「eSIMプロファイルのダウンロード準備完了」と表示されています。ここをタップして進みます。
「楽天回線の開通手続きを行う」をタップします。
eSIMを設定するためのQRコードが表示されました! ここまでくれば、ほぼ完了といっても過言ではありません。
が、このQRコードをカメラアプリで撮影しないといけないので、他の端末にQRコードを転送しないといけません。PCでも誰かのスマホでも良いのですが、ここだけiPhone単体だとクリアできない部分ですね。
※QRコードを読み取るアプリに読み込ませましたがうまく進みませんでした。純正カメラアプリでないとダメなのかもしれません。
カメラアプリで撮影すると↑のように表示されます。
あとはタップして画面の指示に従って進めていけば難しいことはありません。
「モバイルプランを追加」します。
回線の名称はいくつか選択できますが、恐らく「主回線」「副回線」が分かりやすいのではないでしょうかと思います。
電話の発信なのでデフォルト回線は「主回線」にしました(ほとんど電話をかけることもありませんが)。
Apple IDに追加するのも「主回線」です。
モバイルデータ通信でデフォルトで使用する回線は「副回線」にしました。せっかくなので「楽天モバイル」でデータ通信したいので。
以上で設定完了です。「楽天モバイル」を使う準備が整いました!
使用しているのが「主回線」なのか「副回線」なのか、判別するのはiPhone 11では画面の右上です。
上半分が主回線のアンテナ、下半分が副回線のアンテナです。使用している回線の方にアンテナが立ちます。
ぼくの環境では主回線(IIJmio)は4G、副回線(楽天モバイル)はLTEと表示されています。
もちろん回線の切り替えは「設定」アプリから行うことができます。
設定次第で「インターネット共有(テザリング)」もできるらしいので、おいおい確認していこうと思います。
「楽天モバイル」の回線スピードは?
回線スピードも気になるところだと思いますので、20時30分くらいに浦和で測定したデータも掲載しておきます。
何回か計測しましたが、概ねこのくらいのスピードが出てました。なかなか高速です。
ただ、楽天モバイル用のアプリがiPhoneにないので、楽天モバイルに接続しているのか、ローミングのauに接続しているのか分からない‥‥んですよね。
恐らく浦和なのでauなのではないかと思いますが。そう考えると、このくらいのスピードが出ているのは納得です。
一方、MVNOのIIJmioです。
MVNOですので、まあこんなものかな、というスピードです。普段遣いには困らないレベルです。
いずれ気づかないうちに「楽天モバイル」のローミング用の5GBを使い果たして1Mbpsに移行している気がするのですが、そうなった時に気づくかどうか‥‥なんとなく普段遣いだとスピードが遅くなっても気づかないような‥‥気もしています。
この環境が1年間無料で使えるのなら悪くないですね。またしばらく使ってみて、使い勝手は報告しようと思います!
楽天モバイルのアンテナを立てる方法
コントロールセンターにこんな表示があることに気づきました。
なぜか接続しているはずの楽天モバイルのアンテナが立っていない‥‥これを立てる方法を解説します。
「設定」アプリの「モバイル通信」から「音声通話とデータ」を開き「VoLTE」をオンにしてください。これだけです。
これで楽天モバイルのアンテナも立ちます!
楽天モバイルeSIM+iPhoneでテザリング
2ヶ所の設定で、楽天モバイルのeSIMをインストールしたiPhoneでもテザリング(インターネット共有)が可能になります。
詳しくは【楽天モバイル】iPhone+eSIMでインターネット共有(テザリング)する設定をご覧ください。
「楽天モバイル」は楽天市場で申し込み可能
ローミングのデータ通信量が5GBに増量されて、しかも最低通信速度も1Mbpsにアップグレードされて、これなら「楽天モバイル」良さそうだなと感じている人はぜひお試しに申し込んでみてはいかがでしょうか。1年間は月額無料で使用できます。
楽天市場から「Rakuten UN-LIMIT(楽天モバイルSIM)」として申し込み可能です。
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