iPhoneアプリ「Googleマップ」がリリースされましたが、グーグルがiPhoneを助けた理由という気になる記事があったのでご紹介です。
グーグルは、「iOS」向けに新ヴァージョンの「Google Maps」と「Gmail」をリリースしたことで、iPhoneが世界最高のスマートフォンになる手助けをした。問題が多い地図アプリが理由で最新iPhoneに乗り換えるのを控えていた人々もいるため、この動きはより多くのiPhone販売につながりそうだ。
いや、本当に。流石に地図アプリがイケてないからiPhone以外の端末に乗り換えることはないですが「iPhone 5」を買い控えていた人はいるかもしれませんね。
新しくリリースされた「Google Maps」も、少し前にアップデートした「Gmail」も、どちらのアプリも素晴らしい出来だと思います。
そう考えると、Androidとモトローラを持つGoogleが、敵に塩を送っているという風にも見えなくないのですが、その理由は簡単だと記事。「その答えは、簡単にいえば広告だ」
グーグルにとっては、ユーザーがどのOSで広告を見たりサイトを使ったりするのかは大きな関心対象ではない。とにかく人を集められればいいからだ。グーグルがAndroidに資金を投入するのは、アップルやマイクロソフトといった会社が、スマートフォン市場からグーグルを排除できないようにするのが主な目的だ。
つまり、Androidでなくとも、Googleのサイトを利用する人が増えればそれで良い、ということですね。そう考えれば、iOSはGoogleにとっても外せないマーケットという訳です。
モバイル向け「Google Maps」の責任者であるダニエル・グラフはグーグルはすべてのプラットフォームに存在したい。そして可能な限り最高の体験を提供したいと考えている」とコメントしているそうです。
こうしたケースは過去にもあり「1990年代の初めには、Windows機が売れるよりも、Macが売れるほうがマイクロソフトの儲けが大きい時期があった」ということもあったそうです。
Google Maps
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