豊洲市場の令和初競りでクロマグロが1億9,320万円で落札!釣り上げた漁師にはいくら入る?

豊洲市場の令和初競りでクロマグロが1億9,320万円で落札!釣り上げた漁師にはいくら入る?

2020年1月5日、元号が令和となっての初競りが豊洲市場で行われました。毎年、すしざんまい社長の落札で注目を集めているマグロの初競りは、なんと大間漁港から届いたクロマグロが1億9,320万円で落札されたそうです。

大間のクロマグロが1億9,320万円で落札

大間のマグロといえばブランドマグロですよね。すしざんまい社長、マグロ初競り1・9億円超で落札という記事になっていました。

注目のクロマグロは、青森・大間漁港から届いた重さ276キロのクロマグロ。1キロ当たり70万円の値で落とされ、1体での総価格では1億9320万円だった。

1キロあたりの価格は70万円です。

ちなみにクロマグロ一体の史上最高額は2019年の3億3,360万円(278キロ、1キロ当たり120万円)だそうです。それからするとかなり安く感じるのですが、マグロ1本で約2億円ですからね。

テレビなどでガンガン取り上げられるので広告宣伝費として考えると悪くない‥‥なんていうことも言われますが。1日中、テレビのニュースを賑わすことを考えれば2億円でも安いのかな?

2015年には松方弘樹が釣り上げたマグロはキロ6,000円で落札!落札したのは「すしざんまい」という記事を書いいます。

この時は釣り上げるのに時間がかかっており、魚の価値はかなり低かったものの、やはり宣伝効果を期待して361キロのマグロが約184万円で落札されていました。

釣り上げた漁師にはいくら入る?

1億9,320万円もの価格がついたクロマグロを釣り上げた漁師にはいくら入るのか? 気になりますよねぇ。

2017年にすしざんまいが落札した7,420万円のマグロ、釣り上げた漁師にはいくら入る?という記事を書いています。

11%が荷受業者、大間漁協、青森県漁連に入り、残りの89%が漁師のもとにいく‥‥とされていました。

もしこの割合が変わっていないとすると、89%は約1億7,200万円となります。ここから約4割が大間町の地方所得税となるので、漁師には約1億円が入ることになります。

1億円!!!

これはもう完全にマグロドリームですね‥‥凄いです。

ただ、マグロ漁師のテレビ番組もたまに見ますけど、本当に釣れない時期が長かったりして大変ですよね。一番マグロになるからこそ、こうして価格が上がるわけで、夢はありますけど、生き物相手は大変な職業でもあると思います。

追記:

「一番マグロ」を釣り上げたのは、青森県大間町の大間漁協に所属するマグロはえ縄漁船・春栄丸の船長と息子さんだそうです。

一番マグロに「やったな」 初セリで最高値、釣った親子という記事になっていました。4年ほど前に漁船をエンジン火災で失ったこともあるそうで、今回の「一番マグロ」は本当に嬉しいでしょうね!