約90年前のインフラ「万世橋船着場」(秋葉原)の有効活用をキッカケにして、同船着場の拠点性に着目し、羽田空港まで一気に結ぶ航路の設定を検討してきた国土交通省が、羽田空港-秋葉原間の舟運社会実験の実施を発表しました。
「第3次舟運社会実験(春季)を5月~6月までの間で実施します」ということで、既に第1次、第2次も行われていたのですね。
今次実験は、「5つ」の運航事業者が「7つ」の多様なコースを設定して実施する予定です。また、実験を盛り上げるための「地域の応援団」による様々な取り組みも始まります。
2015年9月の初回実験では、8日間で1,500人もが乗船したそうです。
そして、今回の第3次舟運社会実験(春季)でも「羽田空港-秋葉原」間を結ぶコースへの有料乗船参加者を先行して募集しています。申し込みはコチラから。料金は4,990円です。
羽田空港に到着した観光客が、船に乗って秋葉原に行く‥‥なんていうことが、2020年のツアーに組み込まれるのでしょうか。逆に秋葉原で買い物をして、羽田空港に向かう、とか。
ぼくも船舶免許を持っており、都内の水路を何度も走ったことがあるのですが、一段と低い場所から見上げる東京というのも、また乙なものです。観光を兼ねながら移動する、しかも渋滞にはまらないというのは、船ならではのメリットでもありますね。
神田川や隅田川を船で走るなんて、なかなかできない体験だとも思いますので、興味のある方はぜひ!