これは素晴らしいニュースですね。アメリカで、病気で両手を失った8歳の男の子に、他の子供の両手を移植するという手術が行われ、成功したそうです。8歳の男の子に両手移植 米で成功という記事になっていました。
今月はじめ、臓器移植の団体を通じてハービーくんに適合する子どもの提供者が見つかり、両手の移植手術が行われました。手術は、外科医や看護師など40人態勢で10時間におよびハービーくんの両腕と提供された両手の骨や血管、神経などを一つ一つつなげていきました。
両手移植の手術を受けたのは8歳のザイオン・ハービーくんで、2歳の頃に敗血症を患い、両手と両足を切断したのだそうです(動画を見ると、失ったのは手首から先です)。そして最近、ハービーくんに適合するドナーが見つかり、両手を移植する手術が実施されました。
手術から2日後に目覚めたハービーくんはかすかに手を動かすことができ、さらに2週間後には、手をより大きく、開いたり閉じたりできるようになりました。
すでに手を動かすことができるようになっているそうです。両手の骨、血管、神経を一つ一つ繋げる‥‥そんな手術が可能になったんですね。「20年を超える子どもへの臓器移植の経験によってこのような複雑な手術を行えるようになった」と病院ではコメントしています。
まるでブラックジャックの世界のようだと思いましたが、これは現実です。
敗血症 – Wikipediaによると「細菌感染症の全身に波及したもので非常に重篤な状態」だそうです。