東北大2次試験、受験生がバス乗れず 原因は「付き添いの親」という記事が話題を集めました。いかにも「今どきの受験生は親が同伴しないとダメなのか」と思ってしまうような内容なのですが、実は同日、生協の受験生の保護者様向け説明会も開催されていたようです。
国公立大学の2次試験の前期日程が25日、全国で始まった。仙台駅では東北大に向かう臨時バスに受験生と一緒に乗る父母が増え、そのあおりで乗り切れない受験生が続出。東北大は試験開始を30分遅らせた。
記事によると「仙台駅では300人ほどの学生らが東北大行きのバスを待っている状況」や「受験生と同乗する父母が例年よりも目立った」といったことが伝えられています。
しかしこの日、東北大では保護者の待機スペースで、生協による「受験生の保護者様向け説明会」も行われていたのです。
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遠方から入学を予定している学生の親としては、住む場所が決まらないとなれば焦るでしょう。さらに、説明会は1日に3回、各回が約40名の定員の上、予約不要・先着順でした。朝一番から向かう人が多かったのは、致し方ないことかもしれません。
生協としては、まさかそんなに人が集まると思わなかったのかもしれませんが、受験日に説明会を開催すべきではなかったのかもしれません。しかも、まだ合否も出ていない訳ですからね。