結婚相手に「鵜飼い系女子」も悪くないという記事より。
前回、そこそこ安定した生活を送れているにもかかわらず、結婚する意欲に欠ける「置き物系男子」について書いた。据え膳されないと食べられない、要するに猫でいうとペルシャ猫みたいな男のことなのだが、結構反響があったようなので少しフォローしておきたい。
「置き物系男子」に「鵜飼い系女子」と、短いキーワードでうまいこと考えますねぇ。その言葉を見ただけだと「?」となりますが、説明されるとなるほどですね。
さて、そのA君であるが、三十路手前で5歳年上のお姉さまと結婚した。結婚しようか?という問いに「えええ、どうしよう……」とやっぱり迷ったそうだが、
「まさかイヤなの?」
と凄まれて「します」と言ったそうだ。
受動的に生きている人が「置き物系男子」という感じなのかもしれませんが、そういう人はうまいこと「狩女(カリージョ)」に狩られて、やがて「鵜飼い系女子」に囲われるのでしょうか。
とはいえ、本人が嫌がっているかというとそうでもなく「彼のような受動的なタイプにとっては、きっちり人生設計してくれるパートナーはありがたい存在だ」ということで、幸せのようです。
一昔前ならば「尻に敷かれている」とか、あとは「姉さん女房」とか、似たようなキーワードはいろいろありましたが、本人同士が幸せだったらそれで良いのでしょうね。
それでも「俺は独身貴族だ」という人は、貴族らしく傲岸不遜に生きるといい。それができないという人は、いい加減つまんない意地なんて張らずに、腕の良い鵜飼を見つけて飼ってもらいなさい。
その「腕の良い鵜飼」を見つけるってのが、難儀だな〜。