2010年参院選では多くの有名人・芸能人候補が出馬しました。もちろん当選した人もいれば、落選した人も。コメントなどと共にまとめてみました。
■当選
自民党
三原じゅん子「役者仲間やミュージシャン仲間ら素人の集団だったけど、地道に歩き、1人でも話を聞いてもらうしかなかった」
石井浩郎「産業やスポーツ振興のため頑張っていきたい」
猪口邦子(小泉チルドレン)「感謝感激でございます。自分の生まれ故郷で戦わせていただき、勝たせていただいた」
佐藤ゆかり(小泉チルドレン)「(自民党の)公認をいただいたのが2月末。4か月という短期決戦の中、極限状態で全国を行脚してきました」
片山さつき(小泉チルドレン)「裏切る人もいたし、バカにされたし、地獄を見ました」
民主党
谷亮子「公務はおろそかにしません!」
有田芳生「人生後期の仕事として、やれることしか言わなかった。当選を出発点として、明日から取り組んでいきたいと思います」
みんなの党
松田公太(タリーズコーヒー創業者)「まやかしだらけの政策に失望した国民の審判が出た。組織も地盤もない中、皆さんの力で当選できた。日本を楽しく元気にしていく」
■落選
自民党
堀内恒夫「でも10万票も応援してくれた。これからの人生の中には、たくさんの人がまだ僕を見ていてくれるんだなという気がしました」
神取忍
たちあがれ日本
中畑清「勝負の世界に久しぶりに足を踏み入れた。9回2アウトまで何が起こるか分からない。まだ先のことは考えていない」
民主党
岡部まり「寸分の後悔もない。出馬を決意しなければ会えなかった方々にお会いできた。選挙は素晴らしい」
長塚智広(自転車五輪銀メダリスト)「組織も何もない状態で戦った。(現職2人の)組織力の大きさを見せつけられた感じがする」
桂きん枝「選挙戦は失敗していない」
原田大二郎「私としては今からがスタート。負けた気は全くしない」
岡崎友紀(女優)「小沢さんがお辞めになるなど党が大変なことになった。(自身も)なぜ出馬するのかお知らせするポイントがなかった」
庄野真代(歌手)
池谷幸雄
みんなの党
河合純一(パラリンピック競泳金メダリスト)「隣の選手にどれだけ先行されているかなんて、私は見えない。とにかく全力を出し切るしかなかった」
国民新党
敏いとう(歌手)
江本孟紀
西村修(プロレスラー)
少しの知名度では戦えない、ということでしょうかね。けっこう有名人・芸能人候補が落選した気がします。
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昨夏の政権交代後初の本格的な国政選挙となった第22回参院選は11日投開票され、改選54議席以上を目標にした民主党は40議席台にとどまる敗北を喫し、非改選を含めた与党議席は参院過半数(122議席)を割り込んだ。
「与党過半数割れ」政局の行方を左右する存在となり、口は滑らか。「民主党との連立はNO。連立は“結婚しよう”ということ。民主党はブレていて覚悟がない」と否定。
「国民の信を問うことが必要だ」。民主党に政権を明け渡してから約10カ月。50議席獲得が確実になり、与党を過半数割れに追い込んだことに、自民党の谷垣禎一総裁(65)は反転攻勢に向けた手応えと党再生の決意をアピールした。
平沼代表は「埋没したとは思っていない。これからが本当の勝負」と語気を強めたが、「もう少し時間が欲しかった」と嘆き節も。
法相で民主党現職の千葉景子氏が、神奈川選挙区(改選3)で落選した。自民党現職、みんなの党新人に続き同じ民主党の現職に競り負け、閣僚で唯一議席を失った。
参院選の選挙区で最も多い票を獲得したのは東京の蓮舫行政刷新担当相(民主)で171万1000票。初当選した2004年から80万票近く上乗せした。
参院選の選挙区の中で当選者の最少得票は高知の広田一氏(民主)で13万7000票。徳島、鳥取、山梨の3人も20万票に満たず、定数1当たりの有権者数が多い大都市圏との「1票の格差」が際立った。
小沢グループの若手は「50未満なら首相に辞めてもらう。与党過半数割れでも負け。少なくとも選挙に責任がある幹事長辞任は当然だ。枝野降ろしが起きる」と“王手飛車取り”を予告した。
米軍普天間飛行場移設問題の迷走が尾を引いたことに加え、消費税率をめぐる菅首相の発言のぶれが大きく影響したが、首相は同日夜、引責辞任する考えがないことを党幹部に伝えた。ただ民主党内では枝野幸男幹事長の辞任を求める声が上がっている。