あわや感電死「撮って」と「取って」勘違いという記事より。
愛知県安城市のJR東海道線で7月、1500ボルトの高電圧架線にからまったビニールを、「写真に撮って」と指示を受けた20代の女性車掌が、「取って」とカン違い。架線から垂れ下がったビニールを素手で取り除いていたことが7日、分かった。
ひー、恐ろしい!
「撮って」を「取って」と勘違いですかぁ。たまたま、ビニールがぶら下がっていたから、ということによる勘違いなのでしょうけど、恐ろしいです。
JR東海によると、『ビニール事件』が起こったのは7月22日午後0時15分ごろ、東海道線の岐阜駅発岡崎駅行きの上り普通電車(6両編成)の運転士が安城-西岡崎駅間を走行中、前方の架線に絡まっているビニールを発見、現場を通過した直後に緊急停車した。
連絡を受けた総合司令所が、乗っていた女性車掌に「携帯電話のカメラ機能で撮影し、写真で状況を伝えるように」という意味で「撮って」と指示を出したのだそうです。
確かに、それは分かりにくい!
そして「取って」と勘違いした女性車掌は、垂れ下がっていた約5mの農業用ビニールテープを、素手でつかみ取ったということです。
幸い、車掌にはケガがなかったということですが、一歩間違えば‥‥ですね。
「東海道線の架線電流は直流で、ビニールそのものが絶縁体となった。だからけがもなかったのだろう」と専門家。
今後は「撮る」ではなく「撮影する」というように、指導がされたということです。
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愛知県安城市のJR東海道線で1500ボルトの高電圧架線に絡まったビニールを、「(写真に)撮って」と指示を受けた20代の女性車掌が「取って」と勘違いし、架線から垂れ下がっているビニールを素手で取り除いていたことが7日、分かった。ケガはなかった。
JR東海広報は「脚立などを使わずに除去できたようだが、高電圧なので近づいただけでも感電したかもしれない」としている。