「地下鉄飲み会」に1万人、でも大混乱という記事より。
ロンドンの公共交通機関が1日から飲酒禁止となったことを惜しみ、市内を環状に走る地下鉄サークルラインなどで5月31日夜、酒類持ち込みパーティー「地下鉄でもう1杯」が行われた。
ロンドンの公共交通機関が2008年6月1日から飲酒禁止となることを受け、ウェブで「英国の伝統が終わるに当たり、乾杯しよう」という呼びかけがされ、地下鉄でパーティーが催されたのだそうです。
「車内でも節度ある飲酒ができることを示したい」とシャンパンを持参する市民などがいたということですが、結果は‥‥
ウェブサイトでの有志の呼び掛けに「約1万人」(主催者)が集まったが、過度の酔っぱらいが続出。英メディアによると、運転士や警官への暴力、車両の破損などで17人が6月1日までに逮捕された。
大混乱!
やっぱり禁酒にして良かったじゃないか、と言われそうな結果に終わったみたいです。
まあ伝統に乾杯するというよりは、ただ騒ぎたい人がたくさん集まってしまったのかもしれません。パーティー、ですしね。
そんなところにアルコール燃料投下ですから‥‥推して知るべし。
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地下鉄での飲酒禁止は五月に就任したジョンソン市長の公約。英国ではアルコール依存症や酒と暴力の結び付きが社会問題になっている。
BBCによると、パーティー当日の車内はラッシュ時並みに混雑。
共同電が伝えるBBCによると、運転士4人、地下鉄職員3人、警官2人が酔っぱらいから暴行を受けるなどし、17人が1日までに逮捕された。地下鉄車両も破損するなどし、リバプール・ストリート駅など6駅が一時閉鎖。