「ピサの斜塔」傾斜を止める工事→安全確認

ピサの斜塔「300年は大丈夫」という記事より。

イタリアの観光名所で、北部ピサにある「ピサの斜塔」について、塔の傾斜を止める工事に当たったトリノ理工科大のジャミオルコウスキ教授は29日までに、工事の結果、塔は安定し、今後300年間は倒壊の危険性がないとの調査結果を発表した。

斜めなことで有名な「ピサの斜塔」ですが、傾斜が危険な領域まで到達してしまったため、1990年から倒壊防止の工事が行われていました。

この度、工事が終了しまして、工事をした大学教授が「今後、少なくとも300年は大丈夫だ」と話したそうです。

1173年に建設が始まった塔は、軟弱な地盤にたつため工事途中から傾き始めたものの14世紀半ばに完成。

それにしても、どんな工事をしたのでしょうね。「塔は19世紀と同じ状態に戻った」ということなのですが、角度が調整されたのでしょうか。

ピサの斜塔 – Wikipediaを見たら、

最終的に、北側の地盤を掘削するという工法が採られた。

ということです。最初は、おもりを載せることでバランスを取ろうとするなどしたということです。

ピサの斜塔で数学しよう―イタリア「計算」なんでも旅行

ピサの斜塔で数学しよう―イタリア「計算」なんでも旅行