「プリウスは日本政府が作った」トヨタ元役員が発言という記事より。
その内容は、「トヨタのハイブリッド車『プリウス』は100%日本政府による支援で作られた」と、日米の競争の裏で日本政府が暗躍していた、とも取られかねないもの。
北米トヨタ社長からクライスラーグループ社長へと転身したジム・プレス氏が、ビジネスウィーク誌のインタビューで「トヨタのハイブリッド車『プリウス』は100%日本政府による支援で作られた」と答えたそうです。
日本政府がプリウス開発に必要とされたバッテリーやハイブリッドシステムについて資金面で100%の協力を行った、だからプリウスはトヨタが開発したというより日本による世界戦略車である、という内容だ。
もしこれが本当であれば、ある意味では「プリウス」は日本政府がお金を出して作ったクルマとなるのですが、果たしてどこまでなのでしょうか。
クライスラーがビッグ3で最も売り上げが落ち、さらにハイブリッド車の開発でも遅れを取っていることから「日本政府と比べてアメリカ政府の努力が足りない」という意図があったと見られているそうです。
トヨタは全面的に否定しています。
「プリウスは現在アメリカのハイブリッド市場をほぼ独占する勢い」だそうです。