井村屋の「あずきバー」が2023年に発売50周年を迎えることを記念し、3月13日より原材料を見直してリニューアル発売することが発表されました。
また、同日より「ミルク金時バー」「宇治金時バー」も商品名を変更し、それぞれ「あずきバー ミルク」「あずきバー 抹茶」として発売します。
井村屋「あずきバー」がリニューアル
「歯を折ったり、欠けたり、揺れ始めるケースを何度も見てきた」と歯科医が注意喚起するほどに硬い「あずきバー」がリニューアルします。ただし、変更されるのは硬さではなく原材料です。
ロングセラー商品である「あずきバー」は井村屋の祖業である和菓子の製造技術を活かした商品として「ぜんざいを凍らせたようなアイスができないか?」という発想から1973年に誕生。2023年に発売50周年を迎えます。
2021年度には「あずきバー」シリーズの年間販売本数は3億本を突破。「添加物を使用しない」「砂糖の種類や量を見直す」といった、時代や嗜好の変化に合わせて改良が行われてきました。
今回のリニューアルでは、原材料のコーンスターチをあずきパウダーに変更することで使用原料を減らし、クリーンラベル化したそうです。
クリーンラベル化というのは、食品パッケージの表示内容が明確でわかりやすいこと、またはその表示の仕方が簡潔であることを望むことだそう。
同時に「ミルク金時バー」「宇治金時バー」もが「あずきバー ミルク」「あずきバー 抹茶」と商品名を変更しますが、こちらも分かりやすくて良いと思います。
リニューアルポイント
あずきバー
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コーンスターチをあずきパウダー(あずきの生豆を粉砕しパウダー状にしたもの)に置き換えることで、使用原料を減らし、クリーンラベル化。あずき・砂糖・水あめ・食塩のみのシンプルな配合になって、よりあずきの自然な味わいを感じられます。
あずきバー ミルク
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ミルクアイスに新たに北海道産生クリームを使用。ミルクのコク・フレッシュさを感じられ、口当たりがやわらかくなるよう仕上げました。
あずきバー 抹茶
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より抹茶の旨み・ほろ苦さを感じられるように「福寿園監修」の宇治抹茶を使用しました。また、抹茶アイスに乳原料を少し加えることで、抹茶とミルクのコクのバランスを追求。口当たりもやわらかくなるようにリニューアルしています。
1973年に誕生した「あずきバー」
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(プレスリリース)