ぼくの観測範囲では賛否両論に見える、実写版映画「進撃の巨人」を映画館で観てきました。良くも悪くも話題になっているので、気になっていました。一人で観てきた中一の息子まで「水原希子がイマイチだった」とか言うもんで、そりゃあ気になりまして。結論としては、非常に楽しめました。後編が気になります。
リヴァイがいないとか、脚本がオリジナルと違うとか、原作ファンにとっては気になるところがいくつもあるかのしもれませんが、とりあえず原作は全て読んでますが、そこまでストーリーを熟知していないライトなファンからすると、原作との違いは気にならずに、面白いか面白くないか、だけで観ることができた気がします。結論として、面白かった、と。
水原希子のキラキラ、フワフワしたキャラは最初は違和感があったのですが、途中から豹変し、その演技もまた良かったと思います。水原希子はキラキラしてない方がいいですね。最初に能年玲奈にミカサ役のオファーがあった、なんて噂話もありしたけど、水原希子で良かったんしせゃないかなぁ、あのダークな雰囲気は。
個人的に気に入ったのは、あとは石原さとみが演じたハンジです。普段の石原さとみらしくない、少々、ネジの飛んだ役柄といった感じでしょうか。梅酒のテレビCMで「間接キスしちゃう?」みたいなのありますけど、あれもこれまでのイメージと違ったんですけど、さらに過去のイメージを払拭するようなギャッブのある役柄で。
「原作を読めば読むほど、アニメを見れば見るほどハンジを演じることが怖くなりました」という石原さとみのインタビューもあったのですが、見事に演じていたのではないでしょうか。
巨人が登場するシーンもリアルで、最初に人を食べているあたりは「これを映画にしていいのか?」とも思ったほどでしたが、変に誤魔化すことなく映像化されていたのも良かったです。立体機動装置で飛び回っているシーンも良かったし、最近のCGはすごいなぁ、と改めて感心しました。どこがCGでどこが実写なのか、よく分からなかったです。
ということで、後編が楽しみすぎます!