ニューヨーク行きの長いフライト中、機内のオンデマンドサービスで野村萬斎主演の映画「のぼうの城」を観ました。”のぼう様(でくのぼうの意)”と呼ばれた、成田長親が主人公の物語です。
天下統一目前の豊臣秀吉に唯一残された敵、北条勢。周囲を湖で囲まれた「浮き城」の異名をもつ「忍城(おしじょう)」もその一つ。そんな中、忍城ではその不思議な人柄から農民たちから”のぼう様(でくのぼうの意)”と呼ばれる、成田長親(なりた ながちか)が城を治める事に。長親に密かに想いを寄せる甲斐姫(かいひめ)。戦に強く「漆黒の魔人」と恐れられる丹波。丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉(いずみ)。`軍略の天才’を自称する若侍、靱負(ゆきえ)。迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に、「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなあ~」と呑気な長親だが・・・。
直木賞にノミネートされた原作があり、その映画化となります。野村萬斎がいい味を出しておりましてなぁ。野村萬斎主演の映画があれば、もっと観たくなりました。榮倉奈々も良かったですよ。ちょっと寂しい結末でしたが。
石田三成役が上地雄輔だったのですが、全く気付きませんでした。びっくりするくらい分かりませんでした。
のぼうの城 上 (小学館文庫)[Kindle版] | ||||
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のぼうの城 下 (小学館文庫)[Kindle版] | ||||
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