「ラ・ペスケーラ マリスケリア」。大手町の横文字のレストラン? ジャケットとか着ていった方がいいんですか!? と思ってしまうくらいにはお上りさんです。ジャケットは着ていきませんでしたけど、スーツ姿のサラリーマンにキレイ系のサラリーウーマンが集う、お洒落なスペイン魚介食堂が、大手町の地下2階にありました。
自分のチョイスならまずは選ばなそうな場所なのですが、行ってみたらここはオススメ。タパスは500円、ワインもボトルで2,500円と、大勢でワイワイと楽しく過ごすにもうってつけです。何より東京駅から近いのがいいですね!
「ラ・ペスケーラ マリスケリア」タパスで味を楽しもう!
そういえば、あまりスペイン料理て食べたことなかったカモ。
郷に入れば郷に従えということで、オススメのチャコリで乾杯です。チャコリ、聞いたことないでしょ。ぼくも初めて見ました&飲みました。
こんな風に、独特の注ぎ方をするんですよ。よく知らないけど、なんだかスペインぽい! と思ってしまいました。
これがチャコリです。微発泡の白ワインで、アルコールは低め。けっこうグビグビいけちゃいます。
説明によると「チャコリ」はスペインのバスク地方で飲まれるようです。「ラ・パッション チャコリ」はチャコリ・デ・ゲタリア産。あ、これはシャンパーニュみたいに、産地が名前に入っているのかしら?
「柑橘の爽やかな香りときりっとしまった豊かな酸」ということで、美味しいワインでした。グラスで450円、ボトルで2,500円。
牡蠣が2種、ハムの盛り合わせやサラダ、イカのフリッターからスタートしてみました。牡蠣にはホースラディッシュ、合いますね。
うーん、美味し美味し。
色とりどりの料理が並ぶと、オジさんだってウキウキしちゃいます。心が躍っちゃいます。
マテ貝は初めて食べましたが、竹みたいなフォルムしてるんですね。モキュッとして美味。ハモンとアンチョビのパン・コン・トマテ(左上)は一口サイズ、パンがトマト味です。
タパスといったら、やはりアヒージョでしょうか? これもまたタパス。マッシュルーム。バゲットでオイルまで頂きます。美味い。右上はボケロネス(酢漬けイワシ)。これまた酢漬けした青唐辛子でピリリと辛めで頂きますが、チャコリとぴったりマリアージュ。
チャコリから白ワインへ。肉料理はハーブ三元豚のグリル。肉が柔らかくてジューシー! 下の真ん中はスペインスタイルオムレツのトルティージャ。右下はパエリア。ミックスシーフードで絶品。やはり〆にライスは正義。
コーヒーにデザートも頂きました。6人だったので、それぞれ違うデザートをオーダーしてシェア。大満足の店でした。
店内の入口はスタンディング、中ほどは背の高いテーブルと椅子、そして奥はそれなりの人数が入れるテーブル席と、シチュエーションに応じていろいろな使い方もできるのが「ラ・ペスケーラ マリスケリア(大手町)」の良さでしょう。
雰囲気も味も良し、言うことなしのスペイン魚介食堂でした。ここはランチでいっても楽しめそうですね!?
ちなみに、店名にもなっている「マリスケリア」とは、スペイン語で「魚介食堂」を意味する言葉だそうです。
ごちそうさま!!!!!
「ラ・ペスケーラ マリスケリア(大手町)」の住所・地図
住所:東京都千代田区大手町1-5-5