バナーの画像要素を掛け合わせたものを大量生成し、最適化して効果が高いバナー広告を作成する「iogous(イオゴス)」というサービスです。
効果の高いバナーを自動生成し配信する広告サービス「iogous」–Fringe81が提供という記事で知りました。
従来のバナー広告はデザイナーが制作したものを一定期間メディアに貼り付け、その後、効果を把握するという運用が一般的だった。そのため、どのくらいCTR(クリック率)が出るのかが読みづらいという課題があった。また一度掲載したバナー広告は手間の問題で差し替えが難しい。
そうなんですよね。バナー広告って複数パターンを試せれば良いんですけど、コストや手間の問題で「デザイナーの経験と勘に頼る」ことになってしまいます。
そこで「iogous(イオゴス)」です。
その手法は、数千種類のバナー広告を安価に自動生成し、リアルタイムで効果測定しながらパフォーマンスの高いバナー広告のみを自動表示するというものだ。
ジャストシステムが試験的に使い、20万円で4,800種のバナー広告を作成したそうです。人間が見ても分からないので「これはもはや人間の感覚では改善不可能な領域である」と田中社長。
結果的にジャストシステムでは、従来のバナー広告の5倍以上のパフォーマンスを実現したということです。
成績の良いバナー広告から類似のバナー広告を派生させる仕組みも持つ。優れたバナー広告の「子孫」を多く投入することで、さらにパフォーマンスの向上が可能だという。
うーん、すごいな。
効果があるとかないとか実例も見てみたいし、自分のブログでも様々なパターンの広告が表示されたら面白そうです。AMNで導入しないかな。