DropboxやGoogle Drive、Box、oneDriveなど、複数のクラウドストレージサービスをまとめて管理できるMac用ソフト「AirFile」を試してみました。クラウドサービス間でファイルの転送などができます。価格は1,000円。
「AirFile」が対応するクラウドストレージサービス
まず最初に、肝心の「AirFile」が対応しているクラウドストレージサービスは以下の通りです。
Dropbox、Box、Google Drive、OneDrive、Bitcasa、Copy、OwnCloud、FTP、SFTP、WebDAV、Amazon S3、DreamObjectsなど。
個人的には、Pogoplugが対応してくれていたら良かったのですが、残念ながら未対応でした。
「AirFile」で出来ること
「AirFile」では、主に次のようなことが可能です。
・2つのクラウドアカウント間でのファイル転送
・添付ファイルとしてメール送信
・日付、名前、サイズ、種類によるソート
・削除したファイルのレストア
・共有リンクの取得
「AirFile」試してみました
これが起動した直後の画面です。クラウドストレージサービスを追加していきます。
といっても、この中で使用しているのはDropboxとGoogle Driveだけだったので、とりあえずそれを登録してみます。
基本的にはそれぞれのアカウントでログインするだけなので、特に難しいことなく、連携することができました。
Gmailをメインで使っているアカウントは、ほぼ容量を使い切っているような状態だったので、サブのGoogleアカウントも登録してみました。こういう使い方ができるのは便利ですね。
Google Driveの中にあるファイルがプレビューできました。これはGoogleドキュメントのファイルですが、アイコンはWordになっていますね。
左側にGoogle Driveを表示し、右側のDropboxにファイルのドラッグ&ドロップをしたのですが、自然にファイルのコピーが行われました。
例えば、複数のクラウドストレージサービスを契約していて、あるクラウドストレージの容量が足りなくなってきたら、他のクラウドストレージサービスにファイルを退避させる、という使い方は簡単にできそうです。
Dropboxの場合は、Eメールリンク、共有リンクの取得、Eメールへの添付が可能です。Google DriveではEメールの添付のみ可能でした。
「AirFile」1,000円の有料アプリ
「AirFile」は1,000円のMac用有料アプリということで、決して安くはありません。複数のクラウドストレージサービスを使っていて、それらの連携が手間だった、という人に向いているサービスだと思います。
AirFile
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,000