「Google日本語入力」を試してみた

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遅ればせながら、Googleがリリースした日本語入力プラグラム「Google日本語入力」を試してみました。

グーグル、日本語入力ソフト「Google日本語入力」を公開 Web上の大量のデータから辞書や変換エンジンを構成という記事で、概略を予習しておきます。

・対応OSはWindows 7/Vista/XPおよびMac OS X 10.5以上
・辞書や変換エンジンはPC側で持っている
・単語の辞書はウェブから機械的・自動的に生成
・変換候補を表示するサジェスト機能
・単語を推測する予測変換機能

何やらすごいであります。しかも、Googleのエンジニアである工藤拓氏と小松弘幸氏が「20%プロジェクト」で開発がスタートしたのだそうです。

Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 – Google 日本語入力には、開発の意図が次のように説明されています。

工藤は Googleの「もしかして」機能を担当していました。スペルミスの多くがインプットメソッドの誤変換に起因していることと、チームで開発した「もしかして」システムが高い精度でそれらを修正していく様を目の当たりにして、Google 日本語入力の可能性を確信しました。

まさかGoogleから日本語入力プラグラムが登場するとは思わなかったですね。しかも無料ですから。

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インストールの様子をスクリーンショットで。

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インストールは数分で完了しました。

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まず最初に「ローマ字入力」を「かな入力」に変更しました。

最近「ことえり」から「かわせみ」に日本語入力プラグラムを変更していたのですが、とりあえず使ってみると「Google日本語入力」でも全く違和感がありません。

ややタイムラグがあるようにも感じますが、ぼくの場合は実用にはさほど影響はしなさそうです。

試しに「ぼくの」と変換しようとすると、こんな変換候補が出てくるのが「Google日本語入力」の特徴です。

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実用にも問題ないと思ったのですが、ぼくの場合は手癖で「opt + tab」に日本語をカタカナに変換するというのを割り当てていて、意外に多用するので、このあたりのカスタマイズが可能にならないと難しそうです。