賛否両論のあったUSBポートが一つの「MacBook」ですが、一つに至るまでにはどんな理由があったのでしょうか。新型MacBookの開発者が語る、ポートが1つになった理由という記事になっていました。
充電、外付けデバイスへの情報転送などをすべてこのポートで行うわけですが、このデザインについて、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長を務めるフィル・シラー氏が開発の裏側を明かしています。
インタビューに答えているのは、フィル・シラーです。
個人的には自宅でブログを書く、出先でブログを書く、がメインの使い方なので、そもそもUSBポートが一つであってもそれほど困ることはありません。
ただ、Time Machineバックアップを撮ったり、写真をSDメモリカードから取り込むのが不便だよなぁ、とは感じます。とはいえ、それらは変換アダプターなどを使えば良いし、それらのポートのために「MacBook」ではないモデルにしたい、とは思いません。この持ち運びのしやすさは捨てがたいです。
さて、フィル・シラーのインタビューです。
Appleとしてはデザインの初期段階においてポートを”ゼロ”にする計画まであったといいます。ワイヤレス化が進む中で、どうしてポートを含めたデザインをしなければならないのかというのがその理由であるとしています。
そもそもポートがない可能性もあったんかい!
それは流石に困りますね。「最終的には、たった1つのポートですべてのことがまかなえるようなデバイスにしよう」ということになり、そのために充電もできるUSB-C採用ということになったのでしょう。
でも、iPadなんかはポートないですしね。いずれ、MacBookとiPadが融合していくようになると、確かにUSBポートがなくなっていくのかな、という気はします。