いよいよLINEが「LINE Pay」の普及に本気を出してきた‥‥と言えるのではないでしょうか。「LINE Pay」はLINEのスマホ決済サービスです。このたびアプリのトップのタブのアイコンに財布アイコンの「LINEウォレット」が追加されました!
この「LINEウォレット」から、LINE PayならびにLINEポイントなど金融系サービスへのアクセスが改善され、より利用頻度も上がることが期待されます。キャンペーンなどで登録者数は上がっているようですが、実際に使ってもらわないことには話にならないですからね。実際に使えば便利なことも分かるでしょう。
「LINEウォレット」の使い方
「LINEウォレット」には、LINEアプリ右下の財布アイコンをタップします。
ちなみに、これまでの設定がどこに移動してしまったかというと、ここです。
友人リストのタブの左上に、設定アイコンが移動しています。設定変更したい場合は、今後はこちらからとなります。
「LINEウォレット」を開いた画面がこちらです。
送金、コード支払い、コードリーダー、請求書支払いといった「LINE Pay」のよく使いそうな機能へのショートカットがあります。タップすると、それぞれ「LINE Pay」の機能へジャンプします。
LINE Payの残高、LINEポイントもひと目で確認することができます。
「LINEウォレット」はどう?
サービスとして仕方ないかも知れませんが、スタンプショップや着せかえショップがここに並んでいるのは、ちょっと微妙かなと思いました。どうも新着があるとタブのアイコンに通知が表示されるようなんですね。「LINEウォレット」に通知があって開いたら着せかえショップだったら、ちょっとガッカリするかも。
個人的には「LINEウォレット」をタップしたら「LINE Pay」が開いても良いくらいですが、今後は金融サービスも増えていくでしょうから“ウォレット”としての価値が高まっていくことに期待したいと思います!
まずは「LINEウォレット」としてタブを独立させることで、LINEとしては「LINE Pay」の認知度、利用頻度を上げていきたいところでしょう。現在はJCBのプリペイドクレジットカードである「LINE Payカード」がありますので「LINE Pay」の残高の利用に困ることはほとんどありません。コンビニなどだいたいどこでも使えます。
ただ、今後はスマホ決済として「コード支払い」を増やしていきたいでしょうから、特に利用頻度を高める施策というのが重要になっていくことでしょう。
2018年はスマホ決済の普及へ向けて着実に進んでいますが、個人的には「LINE Pay」そして楽天スーパーポイントの使える「楽天Pay」ドコモが押し進める「d払い」あたりのいずれかが覇権を握ることになるのかなー、なんて思いながら見ています。
こうしたスマホ決済の普及にとって重要なのはキャッシュッレスの便利さではなく、使うことによってお得に感じられるポイントが入口になるはずです。このあたり「LINE Payカード」の利用でポイント還元2%ですし、それに比べると少ないですが「楽天Pay」と「d払い」も0.5%還元があります。普及に向けて有利なのは「LINE Pay」に間違いないですね。
ただコード決済の使い勝手でいうと「LINEウォレット」が誕生したとはいえ、決済専用アプリである「楽天Pay」に一日の長があると思います。起動してすぐに決済コードが表示されるのと、アプリを起動してウォレットタブをタップしさらにコード決済アイコンをタップするのでは、明らかに前者の方が使い勝手は良いでしょう。「LINE Payカード」を使い続けるのであればこの限りではありませんが、コード決済となるとさらなるUIの改良が必要になるはずです。
とはいえ、周りでユーザーが増えると割勘や送金で便利なので、どんどん「LINE Pay」のユーザーには増えて欲しいなぁ、と思います。
請求書支払いまでできるようになってますよ!
「LINEウォレット」からクーポンへもアクセスしやすくなってますよ!(位置情報でソートすると便利)
>>ポイント2%還元「LINE Payカード」の始め方・使い方・メリットなど
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