「東北縦貫線」上野駅と東京駅を結ぶ高架橋がほぼ完成する

2013 04 23 1116

上野「終着駅」から「途中駅」へ工事という記事がありました。上野駅止まりだった東北線と、東海道線を直結させるための工事です。

この工事は、上野止まりだった東北線を東海道線と直結させるもので、土台となる高架橋の部分がほぼ完成しました。

この工事は上野駅と東京駅を結ぶ「東北縦貫線」と呼ばれる部分で、これが繋がることで東北線と東海道線が直通運転することが可能になります。

「上野・東京間を並行して走る山手線などの混雑緩和につながると期待」されているということですが、埼玉県・群馬県・栃木県あたりからの、東京・横浜方面へのアクセスが、格段に便利になりますね。

この路線は都心に計画されたため新たな土地が確保できず、一部の区間は、新幹線の高架橋の上にさらに高架橋を造ってレールを敷く、初めての方法がとられています。

なんだか凄い工事になっているようですが、今後はレールの設置や電気設備の工事が行なわれ、開業は2年後を予定しているそうです。

2014年度と聞いたことがあるので、来年度には開通‥‥ということになるのでしょうかね。

上野駅は、かつて東北地方などからの集団就職や出稼ぎの人たちが降り立ち、終着駅や、北国の玄関口として親しまれてきました。

今でも14番線、15番線あたりに列車が到着すると趣があるなー、なんて思いますが、そういう光景が減る訳ですね。

とはいえ、浦和から東京駅に1本で行けるようになると、こりゃまた便利になるな、と思います。浦和駅から乗り換えなしで、新宿・渋谷などの湘南新宿ラインに加えて、東京も。