【PR】【実録】ブロガーとして独立して17年。妻に確定申告の苦労話を聞いた。

※Adobeの「僕と私の確定申告」という企画に参加している記事広告です。

リアルガチな話です。

2003年にブログをはじめたので、今年で20周年を迎えます。2006年に会社を辞め、ブロガーとして独立してからは17年です。浮き沈みの激しい業界で、よくここまで生きながらえてこられたと思いますが、これもひとえに家族の協力があったからに他なりません。

家族‥‥というか妻の協力で、特に今の季節に思い当たるのは確定申告です。2007年の確定申告から青色申告をしていますが、おんぶに抱っこで頼り切ってしまっています。

というのもですね、お金が苦手なんですね‥‥決定的に数字が苦手というわけではなく、お金に関する用語や概念を理解するのが難しいのです。学生時代は簿記の授業も履修しましたが、理解することができず、それからお金の取り扱いに関しては強く苦手意識がありまして。ぼくはお金は好きだけど、お金からは嫌われているというかなんというか‥‥。

妻も経理経験者というわけではなかったのですが、事務作業などかっちりした仕事が得意なタイプでして、無理を言ってお願いしたという経緯です。

夫婦揃って確定申告は未経験だったというのもあり、最初の確定申告から年間契約で税理士さんをお願いしています。学生時代に仲の良かった先輩が税理士になっていたのもあって「税理士さんに頼む」というのが身近に感じていたのもあります。

税理士さんと契約すればお金はかかるわけですが、自分たちでは分からないことや、必要に応じて経費やふるさと納税など税金に関することも質問できるので、お世話になっていて良かったと思うことが多いです。

ということで、妻が確定申告の作業をしている&税理士さんにお願いしている、というそんな我が家の確定申告事情に基づき17年を振り返り、妻に“確定申告の苦労話”をQ&A形式でインタビューしてみました。

最初に「リアルガチな話です」と書きましたが、本当に妻に聞いた話をまとめていますので、面白い話かどうかは分かりません。ただ、リアルな話であるのは間違いありません。これからフリーランスになって、自分で確定申告をしようと考えている人の参考になれば幸いです(いろいろなパターンがあると思いますがね!)。

リアルガチな確定申告の話

※リアルガチのインタビュー形式でお届けします。

OTTO

確定申告(青色)をするようになってから17年。毎年ありがとうございます。17年を振り返ってみて、これは大変だったというのはどんなことでしょうか?

TSUMA

開業当時は、全く税務の知識がなくて、経理ソフトの入力、仕訳、経費の判断、節税対策などがわからなく、本当に最初は苦労ばっかりだった記憶です。

OTTO

重ね重ねありがとうございます。どうやって慣れない税務の知識を得たのでしょうか? 例えば確定申告の本などは読みましたか? それともネットで検索だったりとか?

TSUMA

青色申告の本を買ったこともありますが、ほぼ使用しませんでした。いまはネットで検索すればなんでも分かるので、本を買う必要はないと思います。

OTTO

今から振り返って「こうすればもっと早く税務の知識を得られたのに」ということはありますか?

TSUMA

特にありません。

OTTO

これから独立する人にオススメの税務の知識の身につけ方はありますか?

TSUMA

安心して相談できる税理士さんを見つけるのが良いと思います。

OTTO

やはり税務の知識を得るにあたって、税理士さんは必要だと思いますか?

TSUMA

我が家の場合は、相談できる税理士さんがいてくれて、本当に助かっています。

OTTO

税理士さんにお願いするメリットはどんなものがあるでしょうか?

TSUMA

「間違えて申告して追徴課税があるかも?」「多く税金を取られているかも?」という心配をする必要がありません。

個人事務所を開設した当時は、広告収入(アフィリエイト)が今ほどメジャーではなかったため、税務署や市役所の人がその仕組みを理解できず、税務調査が入ったこともありました。その時も税理士さんが調査に立ち会ってくれたので不安を感じることがありませんでした。おかげで調査員の指導もなく、追徴課税はゼロでした。

OTTO

あの時は本当に驚きましたよね‥‥まさか税務調査が入るなんて考えたこともなかったので。税理士先輩のサポートは本当に心強かったです。さて、経理ソフトは何を使っていますか?

TSUMA

最初は「Macの青色申告」という会計ソフトを購入していましたが、税理士さんがWindowsだったり、バージョンアップが面倒だったので、今は「やよいの青色申告オンライン」を使用しています。年会費1万円弱で、データもそのまま引き継げるので楽です。

OTTO

仕訳する際のオススメの方法はありますか?

TSUMA

特にありません。

OTTO

判断が難しい経費、思いもよらなかった経費みたいなものはありましたか?

TSUMA

自宅兼事務所なので、家用と仕事用の割合の判断が難しいです。自宅の住宅ローンや光熱費や車など。現在は税理士さんと相談して決めています。

OTTO

こんな節税対策があったのかと思ったものはありますか?

TSUMA

特にありません。

OTTO

今から振り返ってもっと早くすればよかったという節税対策はありますか?

TSUMA

特にありません。

OTTO

ぼくが確定申告に関わっていることがあるとすると、日々の領収書を保管しておくということがあるのですが、もっとこうした方が良いといったことはあるでしょうか?

TSUMA

仕事で使用した領収証の中には使用内容&目的が不明なものがあり、経費として使用できないものがあると帳簿入力が面倒になります。

気をつけて欲しいのは、いつ、どこで、誰と、何人で、いくら支払ったのか、何に使うために購入したのか、など、この領収書1枚で全ての情報が分かるか確認してからまとめておいて貰えるとスムーズです。一番困るのは、コンビニの金額と日付しか書かれていない領収書ですね。

OTTO

な、なるほど‥‥それは申し訳なかったです。確かに都度、領収書に関するやり取りが発生するのは無駄な作業です。なんとなく「領収書をまとめておけば良い」くらいの感覚だったのだけど、その次の段階として「領収書から情報を読み取れる」という整理をしておくと手間がかからないということですね。今後は領収書の整理も実行しようと思います。

TSUMA

ぜひよろしくお願いします。

OTTO

他に何か困っているようなことはあるでしょうか?

TSUMA

最近は、電気、太陽光の売電明細、携帯などの請求明細が紙ではなくなり、自分でホームページで確認しなくてはいけないことです。まめに確認していないとダウンロードできなくなってしまい、明細書が手に入らなくなることがあるのが困りごとといえば困りごとです。

OTTO

どのくらい経つとダウンロードできなくなってしまうのでしょうか?

TSUMA

だいたい1年くらいですね。

OTTO

こちらも気づいたら実施するようにしたいと思います。

ところで、請求書の発送が苦手だという人が少なくないですが、作成から印刷、投函までの手間というのはどんな感じでしょうか?

TSUMA

数年前までは、請求書は押印必要、紙で提出がほとんどだったので、請求書の作成、発送が面倒でした。しかし最近は押印省略、PDFでの提出がOKになったので楽になりました。請求書を作成するための情報(宛名、日付、請求内容、金額、送付先など)が揃っていればすぐに発行できますが、1つでも欠けると、その都度確認が必要なのでそこは時間がかかるのは変わりませんが。

OTTO

PDFで出力するための請求書の作成にはどんなソフトを使用していますか?

TSUMA

Word、Excelで作成してPDFで出力しています。

OTTO

いろいろありがとうございました。まずは来年の確定申告に向けて、領収書の整理からしっかりやっていこうと思います。これからもよろしくお願いします。

節税について税理士さんに言われたこと

節税対策について「特にないんだ?」と思われた方も少なくないかと思いますが、これには税理士先輩から言われたことが大きく影響しています。

もちろん開業当初に、ぼくも質問しました。「なにか良い節税対策ってありますか?」と。この時に言われたのは「しっかりお金を残すには、ちゃんと税金を収めることだね」という趣旨のことでした。ああなるほど、手元にお金を残すには、収めるべき税金を収めるのが最短距離なのだな、とぼくは理解しました。

先にも「お金について考えるのが苦手だ」と書きましたが、であるならば、裏ワザ的なことは考えずに、しっかり納税して手元にお金を残していくのが良いのだろうな、と思い、それを継続しています。会社組織にすれば考え方も変わるかもしれませんが、個人事業主である間は、今の考え方を継続するつもりです(会社にする予定もないですが)。

来年の確定申告に向けて

ということで、早速、妻インタビューをきっかけに来年の確定申告のために動きはじめました。領収書の整理です。

調べてみると、ダイソーの「セクションファイル」という商品が領収書の整理・保管に良さそうだと分かりました。近所のダイソーでは売っていなかったので、大きめのダイソーに行き、ラスト1個をゲットしてきました(確定申告の時期だから人気に?)。

「セクションファイル」というのは、中に仕切りがあるケースです。領収書の整理に使うので13ポケットのものを購入しました。100円です。

中がジャバラ状に仕切られています。ここに月ごとの領収書を入れていきます。もちろん、領収書1枚で全ての情報が分かるようにして、ですね。

早速、2月の領収書から整理、保管を始めました。大量に領収書やレシートをもらう人は、ダイソーの「セクションファイル」だと小さいそうなので、無印良品などで同種で大きめのものを探すと良いそうです。ぼくは領収書の数は多くはないので、まずはダイソーで。

パンドラの箱くらいに思っていた確定申告と、自分なりに向き合っていきます。

Adobeの便利ツールについて

ちなみに増えすぎた領収書はこまめにデータ保存しておきましょう。

データ保存するならモバイルアプリの「Adobe Scan」が超オススメ。

領収書を撮影するだけで、Adobe SenseiというAIが画質や傾きなどを調整してくれて、高品質なPDFファイルにしてくれます。PDFファイルは、Adobeの「Document Cloud」というクラウドストレージに自動保存されるので、整理の手間もかかりません。

クラウドに保存されたら、画像内に写っている文字をテキスト変換しておきましょう。領収書の画像をテキスト変換しておけば、「あの領収書を見たいな」と思ったときに、クラウド内で検索して領収書をすぐに見つけられるようになります。

また、クラウドに複数のPDFを保存したあとは、ひとつのPDFにまとめるのもオススメ。 そこで使いたいのが、Adobe Acrobatのオンラインツール。このオンライン版、Acrobatの一部の機能をオンライン上で使えるんです。

中でも、複数のPDFファイルをひとつにまとめる「PDFの結合機能」や、ひとつにまとめたPDFファイルのサイズを小さくしてメール添付しやすくする「PDFのファイル容量 圧縮機能」は超便利。

たくさんの領収書をPDF変換すると、ファイルが増え過ぎてしまうので、Acrobatオンラインの「結合機能」をぜひ使ってみてください。 (Acrobatオンラインは、「PDF結合」や「PDF圧縮」などの検索ワードでググるとすぐにアクセスできるので便利です)

▼Acrobatオンラインツール

複数のPDFをひとつに結合する

PDFのファイル容量を圧縮する