ローソンが上海で実験していた店内でのセルフアプリ決済が、日本でも実店舗で実証実験が開始されました。タイミング良く実験店を訪れ、セルフアプリ決済「ローソンスマホペイ」を体験することができました。
自分で商品のバーコードをアプリでスキャンし、レジに並ぶことなく会計もApple Payやクレジットカードでアプリ内で完結するというもの。商品を手に取り決済して立ち去る‥‥そんな一連の流れをレポートします。
「ローソンスマホペイ」とは?
「ローソンスマホペイ」はスマートフォンを使い、ローソン店内の商品をスキャンすることで、レジに並ぶことなく購入することができるサービスです。
現在は、
・ローソン 大井店
・ローソン ゲートシティ大崎店
・ローソン 晴海トリトンスクエア店
以上の3店舗で実施中です。
今回、訪れたのはローソン 大井店です。
使用できる決済方法は、
・Apple Pay(端末が対応している必要あり)
・楽天ペイ
・クレジットカード
以上の3種類となります。
利用できない特典や付与があるといった、いくつかの注意事項があります。
ただし、2018年5月31日までは100円の購入に対して3ポイントの付与があります。
「ローソンスマホペイ」を体験
ローソン 大井店はもちろん通常営業している普通のローソンです。
「ローソンスマホペイ」への対応としては、退店する際にQRコードをスキャンする端末と、そのモニターが店内に設置されているというものです。
欲しい商品を手にしたら「ローソンスマホペイ」を試します。
「ローソンスマホペイ」の利用には特別なアプリは必要ありません。ローソンアプリを起動すると、画面内に「ローソンスマホペイ」と表示されるので、そこをタップします。
まず最初に利用する店舗を選択します。Bluetoothがオンになっていれば、自動で店舗を検出します。
店舗が表示されたら「入店する」をタップします。
スキャナーが起動するので、選んだ商品のバーコードを撮影すると、商品情報が表示されます。これをショッピングカートに追加します。
この商品で問題なければ「この商品を購入する」をタップし、決済へと進みます。
決済方法を選択します。今回は最も簡単そうなApple Payを選びました(楽天ペイはログイン、クレジットカードは情報登録が必要だったため)。
Touch IDでApple Payの支払いを完了します。あっという間でした。
スマートフォンの画面にQRコードが表示されるので、それを店内に設置されたスキャナーで読み取らせれば買い物は完了です。
これで退店することができます!
「ローソンスマホペイ」の感想
最近のスーパーはセルフレジも増えていますので、自分で決済することも慣れているのですが、コンビニはセルフレジを設置するスペースを取ることができません。そこで、アプリでスキャンするセルフアプリでの決済というわけです。
手順自体は難しくありませんので、少量のドリンクやお菓子を買うくらいの人であれば、自分で「ローソンスマホペイ」を利用するのが時間短縮にも繋がるでしょう。
上海での実験と違うのは、最後に店員さんが決済を確認するかどうか、という点です。上海では一般のレジとスマホ決済のレジを分けるとスムーズだろうという話だったのですが、日本ではレジではなく、スキャナーが別途用意されていました。
例えば混雑している時間帯にサンドイッチとペットボトルのドリンクを購入したいというような場合には、レジに並ばずにサクッと決済して退店できる「ローソンスマホペイ」はかなり有用だと感じました。
年齢確認が必要なアルコール類などは利用することができません。
また一歩、キャッシュレスに向かって進みますね。
↓ホットコーナーの商品も「ローソンスマホペイ」では購入することはできません。
>>ローソンのアジフライが肉厚&薄衣サクサクで本当に美味しいから是非とも食べてみて欲しい!!