ローソンからオジ旅に、2018年2月27日より発売開始したオリジナルハイボール「閻魔ハイボール」の原酒の生まれ故郷である、大分県日田市にある老松酒造の取材依頼をいただき1泊2日でPR旅してきました!
羽田空港から福岡空港に飛び、博多駅周辺のローソンを調査した後、一杯やって高速バスに乗り大分県日田市入り。夜は街を散策して地元ローソンを調査しつつ、焼肉でマッコリ。
翌日、早朝から老松酒造を訪問し、工場見学。地元グルメに舌鼓を打ち、再び福岡空港から帰ってくるという行程でした。改めて振り返っても濃密すぎます!
ローソンのオリジナルハイボールは第3弾
ローソンの乙類焼酎を使ったオリジナルハイボールは、麦焼酎の「閻魔ハイボール」が第3弾です。
第1弾は芋焼酎の「蔵人ハイボール」。第2弾は芋焼酎の「鬼火ハイボール」でした。「蔵人ハイボール」も「鬼火ハイボール」も、まだローソンで購入可能ですので、見かけたら飲み比べしてみるのも楽しいと思います。
九州ならではの商品たち
コンビニの商品はなんとなく全国で全く同じと思ってしまいがちですが、実際にはローカルな特色もあります。せっかく九州に行ったので、ローソンを調査してローカルな商品を探してみました。
大分県立日田高等学校の生徒さんたちとコラボした「初恋レアチーズケーキ」という商品がありました。柚子の酸味が美味しいチーズケーキです。
柚子の風味と酸味が楽しめるレアチーズケーキです。
個人的なヒットは、大分県立佐伯豊南高校の生徒さんたちとコラボした「ニラ香る鯖味噌おにぎり」です。
大分県産ニラ使用。鯖とニラを甘めの味噌と合わせて風味良く仕上げました。
もともと博多で塩サバのおにぎりに感動したことがあったのですが、九州ではおにぎりの具材に鯖を入れるのが一般的なのかもしれませんね。鮭を入れる感覚で鯖も入れたい。鯖は本当に白米に合います! しかも味噌と合わせてあったら無敵でしょう!
それにしても「初恋レアチーズケーキ」も「ニラ香る鯖味噌おにぎり」も、大分県のローソンのみで取り扱いというのがスゴイ話ですよ。超ローカル。
老松酒造で工場見学
大分県日田市の中心街からクルマで30分くらい走った山間に、老松酒造はありました。
もともと日田は江戸幕府直轄の天領として栄えました。商業の要衝の町だったそうです。日田は水がよく、酒蔵の町として栄えました。そんな天領の水からつくられる焼酎が「閻魔」です。
老松酒造は最初は日本酒を作っていました。その技術をもとに麦焼酎を作るようになりました。近くにある老松神社に湧き出る水から酒造りを始め、酒蔵としては220年もの歴史があります。
老松酒造の強みは探究心で、麹作りにはひときわ創意工夫をしてきたそうです。麹作りだけでなく、樽の技術もさらに向上させていきたいとのことでした。老松酒造の樽熟成は樽の配列、置き方、熟成期間などさまざまな試行錯誤から生まれた技術となっているのだとか。
しかし「大事なのは酒造りの前に人づくり」とおっしゃっていた言葉も印象的でした。
焼酎「閻魔」の名前の由来は「別府温泉の地獄めぐりのお土産に」というところからきているそうです。製法などの違いにより、現在は赤い閻魔、黒い閻魔、緑の閻魔があります。「閻魔ハイボール」の原酒は赤い閻魔です。
「閻魔」のロゴは、書道を習いたての営業スタッフの息子に書いてもらったというエピソードも教えてもらいました。「魔」の字が間違っているのも、そのまま採用したのだそう。
原材料となる麦も地元農家に作ってもらっているそうで、地元の美味しい水、地元の肥沃な土地からつくられる麦からできる日田の焼酎がベースとなっているのですから、美味くないはずがない! ちなみに老松酒造のあるあたりの地名が大肥なので、豊かな土地だったことは地名からも伺えます。
大分県日田市の美味いものと「閻魔ハイボール」で
日田市の名物は日田焼きそばと鶏肉の料理、とり天や唐揚とのことで、工場見学の後に老松酒造の専務に地元の人気焼きそば店に案内していただきました。
「想夫恋」という店で、日田焼きそばの発祥の店でもあるようです。細麺に細めのもやし、さらには細切りの豚肉と、細さが統一されとても食べやすい焼きそばです。そして、何より美味い! ソースの味が良いのだと思いますが、あっさりしていてどんどん食べ進められてしまいます。こんなに美味い焼きそばにはなかなか出会ったことありません。
専務は近くの鳥屋さん(肉屋さんのように普通に鳥屋さんがあるうです)から唐揚とモミジも買ってきてくださいました(ハイボールも唐揚も持ち込み許可をもらっています)。
大分県というととり天に唐揚ですが、日田市だと唐揚を食べることが多いそうです。この唐揚がまた美味い‥‥そしてオイリーな料理には「閻魔ハイボール」が合う‥‥最高すぎです。
鶏の足であるモミジも初めて食べましたが、じっくりと煮込まれた足にかぶりつき、皮を噛みちぎってハイボール、皮を噛みちぎってハイボールするのが最高でした。
乙類焼酎のハイボールととうと、どちらかというと単体で楽しむイメージもあったのですが、こうして実際に食事とあわせると、主張しすぎず、しかし食事に負けることのない味、香りが「閻魔ハイボール」の魅力と感じました。焼酎とソーダの配合もいい具合なんでしょうね!
とうことで「閻魔ハイボール」は絶賛発売中ですので、ぜひ全国のローソンで手にとってみてください!
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