石垣島最後の夜は、島でも人気の居酒屋に行きました。その名も「ひとし」。なんだか親近感の湧く店名ですね! こちらの店はマグロ専門居酒屋ということですが、何を食べても美味しいお店でしたよ!
「ひとし」石垣島の中心部から歩ける
「ひとし 本店」は石垣島の中心部からタクシーでワンメーターくらいの距離にあるでしょうかね。「ひとし 石敢當店」は歩けます。
でも、それだけに人気店で、早い時間の入店には予約が必須です。地元の人、観光客で平日のこの日も満席でした!
ちなみに店舗が新しいので「ひとし 本店」よりも「ひとし 石敢當店」の方がキレイだと聞きましたよ。そのあたりはお好みで。
「ひとし」は美味くて安い!
まずはオリオンビールで乾杯!
ビールを飲みつつ、メニューチェックです。
石垣島は島価格とでも言いますか、観光地価格でなく、けっこうリーズナブルに飲食を楽しめるのも魅力の一つだと思います。
泡盛のボトルも1,500円だったら、絶対にボトルを入れたくなりますね。
石垣島は車海老も特産品となっているようです。
見よ! この豊富な寿司の種類を!
そういえば寿司屋を見かけなかった気がしますが、こうした居酒屋でも気軽に寿司を楽しむことができるのですね。
石垣島ならではの料理を堪能したい場合は、この郷土料理のページを、穴が開くほど見つめてください。
一品料理もリーズナブルですね〜♪
「ひとし」石垣牛のにぎり寿司にほっぺたが落ちる!
まずはジーマミ豆腐です。この店の特徴は、クラッシュしたピーナッツが入っていること!
コリコリした食感も楽しいし、何より美味しいのです。
「浜崎の奥さん姿煮付け」という名の煮魚です。
なぜこんな名前なのか??
▼浜崎の奥さんの煮付け:ないちゃーのうちなー単身生活:So-netブログ
理由を聞いたら、戦前に浜崎という名前のご夫人が、いつも市場でこの魚を買い求めるので「浜崎の奥さん」の呼び名がついたということです。浜崎さんとは大正時代に鹿児島からやって来た実業家で石垣島で鰹節工場を経営し、石垣の港に灯台を作るなど産業振興にも尽力したという方だそうです。なぜ、浜崎の奥さんがこの魚を何時も買っていたのかというと、市場で一番高価で、しかも単純に美味しい魚だからだっただそうです。
なお、この「浜崎の奥さん」は高級魚だったことも、ネーミングの理由になっているのでしょうね。本当の名前は「トガリエビス」です。
もちろん、美味い。
ジーマミ豆腐の揚げ出し豆腐。ジーマミ豆腐が美味いんだから、美味くない訳がない。
ネギの中に隠れているのは、カツオです。ねぎまみれカツオです。そうか、カツオのタタキは、こんな食べ方もできるのですね。ニンニクチップにネギ、そしてマヨネーズ。最高!
そして出ました! 石垣牛の握り寿司!
タレと塩の2種類がありますが、どちらも甲乙つけがたく、どちらも何巻でも食べられる‥‥ウマフィーーース!
石垣牛がそもそも美味いですからね、それを軽く炙っての、タレをつけての、塩ダレをつけてーのが、普通の美味さの訳がない。こりゃ、特級品です!
そして、こちらは刺身盛りです。マグロは石垣のものでしょうね。トロも入ってますし、赤身もねっとりして美味いです。真ん中にあるのは、シャコ貝ですね。
マグロと海ぶどうの軍艦巻。マグロに海ぶどうときたか!
ぷちぷちとした食感に、マグロのねっとりが最高でした。
石垣島の特産品、車海老を食べる!
これは石垣島あたりの特産品である車海老です。竹富島で養殖しているそうです。殻をむかずに、頭からがぶりといきます。がぶり。
えびせんみたいな感じで香ばしく、ぽりぽりと、かりかりと‥‥ミソが美味! そして尻尾まで丸ごと頂けてしまう車海老です。
八重山山菜とタカセ貝のオイスター炒め。これは派手な料理ではないのですが、八重山山菜もタカセ貝も普段は食べられない食材なので、絶対に押えておいた方が良いと思います。
緑色の葉はシダ植物のオオタニワタリというそうで、柔らかい食感でした。観葉植物的に育てられ入るそうですよ。
昨年の「おくわな」でポーク玉子にハマり、メニューにはなかったのですが、作って頂けました。
缶詰めのスパムを焼き、卵焼きが添えられているだけのシンプルな料理なのですが、塩コショウの効いたスパムをケチャップにつけて卵焼きも一緒に‥‥ああああああ、ウマフィーーース!!
普通の居酒屋メニューのように、イカの姿焼きなんてメニューもありますよ。自分で釣って姿焼きにしてみたいな〜。
「ひとし」で請福梅酒ソーダ割
請福梅酒ソーダ割。請福という泡盛は八重山滞在中にけっこう飲んだのですが、梅酒バージョンは初めてでした。とっても飲みやすいですよ。
請福のロック。やはり〆はこれが呑みたくなります。
「ひとし」再訪したいくらい気に入りました!
基本、何を食べても美味しいお店です。「ひとし 石敢當店」は店も新しく、完全に地元の居酒屋に溶け込む自信はないけれど、石垣島の味を堪能したいという人にもうってつけだと思います。
リーズナブルで美味くて言うことなし。もし石垣島に行くことがあれば「ひとし 石敢當店」は間違いなく再訪したいと思います。
ごちそうさま!!!!!
住所:沖縄県石垣市字大川197-1