GoogleフォトがGPS情報を持っていない写真から旅のアルバムを作ったことに驚愕し、個人的にGPSへの関心が高まっているので、iPhoneが記憶している位置情報も改めて確認してみることにしました。iPhoneがGPS情報をもとに「利用頻度の高い場所」というデータを記憶しているのはご存知でしょうか?
「利用頻度の高い場所」はどこにある?
「設定」アプリの「プライバシー」から「位置情報サービス」を選ぶと、一番下に「システムサービス」があります。
さらにその一番下に「利用頻度の高い場所」はあります。
この中はそのままではアクセスすることができません。セキュリティがかかっています。Touch IDでログインする必要があります。
開くと利用頻度の高い場所はこのように表示されました。直近で旅していた場所が多いです。ずっと位置情報データを保持しているのではなく、ここ1〜2ヶ月くらいのもののようです。
中でも訪問回数の多い港区を開いてみます。
ほとんど行った記憶のない場所でした。地図で確認してみて「あ、近くにいたかも」という程度の精度でした。建物の中や密集している場所だと、なかなかピンポイントで場所を把握するのも難しいのかもしれません。
さらに開くと滞在時間が表示されます。ドン・キホーテではなく、近所の居酒屋にいたんですけどね。
「利用頻度の高い場所」をオフにする方法
トグルのオン/オフで「利用頻度の高い場所」の設定を切り替えることができます。
マップ、カレンダー、写真などで位置情報を利用するためのものということですが、それらで位置情報を使用していなければオフにしても良いかもしれません。なお、この「利用頻度の高い場所」の情報は暗号化されており、Appleは読むことができません。
「利用頻度の高い場所」を削除する方法
気になる人は「利用頻度の高い場所」の情報を削除することもできます。「利用頻度の高い場所」を削除するには、一番下にある「履歴の消去」をタップします。
これで「利用頻度の高い場所」の履歴の削除が行われます。
話は戻りますが、Googleフォトが位置情報を判断する精度ですが、GPSがない時代の写真でも旅のアルバムが作られたという話を聞いたので、ひょっとすると画像解析して場所を特定しているのでは説がありました。なにそれ怖い。