女子大生が考えるケータイビジネス

女子大生、ケータイビジネスを考えるという記事より。

東京港区・芝の戸板女子短期大学では、PCの操作能力・知識を身に付けるための「情報コミュニケーションコース」を用意している。その中でも「情報コミュニケーション論2」では、主に携帯を扱った講義が行われている

「ドコモの法人営業部に頼んでショールームを見学させてもらったり、コンテンツ業界からプロデューサーを招いてサービスについて教えたりしている」ということで、なかなか楽しそうな授業です。期末試験として「最新の機能を使った、携帯電話の新しいサービスやビジネスモデルを考えよ」という課題が出されたそうです。

実際には次のようなアイデアが出されました。

・カラオケ店舗に行った際に、携帯からお気に入りの楽曲を手軽にリクエストできるようにする
・携帯のカメラで食品を撮影すると、そのカロリーをただちに計算して表示してくれる
・最寄りの自販機で何が販売されているか確認できる
・携帯カメラを使ってブランド品が本物かどうかを判断できるシステム

どれも電話としてではなく、携帯顛末としてのアイデアというのが面白いですね。携帯電話だから分かりやすいですけど、これがPDAのビジネスモデルだとしたら途端に伝わりにくいですね。

最後に、木暮氏には内緒で授業の感想を聞いてみた。どうやら、「楽しかった」という声が多数派のようだ。「ドコモの先端技術を見られたり、海外のユーザーとテレビ電話をしたりして面白かった」。学生も、新機能には興味を引かれている。