今年で3回目。茨城県つくば市にある「筑波ハム」にて、ソーセージ作り体験教室に参加してきました。これまでの2回はハムだったので、初めてのソーセージ作りです。ハム作りの作業は主に巻くだけだったのですが、ソーセージは肉をミンチして、腸詰めして、形を整えて、とかなりの工程で、作り甲斐がありましたヨ!
筑波ハムで生ベーコンとソーセージ作り体験
「筑波ハム」の最寄り駅は、つくばエクスプレスの研究学園駅です。クルマで10分くらいでしょうか。どんどん街が発展して、新しい道もできて、以前よりも駅が近く感じられるくらいでした。
知人が江戸川大学で教授をしており、今年も生徒さんのフィールドワークに交じってソーセージ作りを体験させて頂きました。毎年、ありがとうございます!
ちなみに、この「ベーコン&ソーセージ一度に体験」というコースですね。ベーコンは燻すだけなので特にすることはなく、並行してソーセージを作りました。しかし、本当のお目当ては個人的にはベーコンでして、この出来立てほやほやのベーコンというのは肉の奇跡ですね、トロトロしていてウマウマなのです!
知らないおじさんが肉屋バージョンで登場しました。超やる気です。左にいるのは田中アップルです。美味い肉といえば、だいたいこの二人は一緒に現れます。
ソーセージ教室の開催される教室です。キレイに整理整頓されていますが、前方に、おや?
筑波ハムで生ベーコン
ジャスト、ミィィィィィィィィィィト!
これはベーコン用の肉です。
肉に針金を通せば、後は燻製する箱に入れて準備は完了です。
筑波ハムでハム
試食用ということで、ハムも準備されました。
ハム、ベーコンともに、燻製の箱の中に入っていきました。ここから3〜4時間くらいでしょうか。じっくり、桜のチップで燻されます。
筑波ハムでソーセージを作る!
そして、いよいよお待ちかねのソーセージ作りが始まります!
豚肉、背脂肪、そして氷を入れてフードプロセッサーにかけられます。氷を入れるとよりジューシーになるそうです。また、摩擦で温度が上がるのを避ける効果もあります。
このくらいだと、まだ粗い状態です。粗びきソーセージって、そういうことだったのか。
さらにフードプロセッサーをかけると、こんな感じでソーセージの素ができます。
塩融性タンパクが食塩に溶けて弾力があるのが特徴だそうで、この弾力が肝でして、ヨーロッパでは弾力の良し悪しが商品の良し悪しになるのだとか。
ソーセージ作りの道具たち。それぞれがどんな役割を果たすのか分かりませんが、これだけで良いのですね。
それではソーセージを作り始めます!
忘れちゃいけない、羊の腸。腸詰めたる由縁ですが、水に戻して頂いたおります。後で豚肉を詰めると分かるのですが、皮がしっかりとしているのですよね、薄いのに。
まず最初に、ケーキの生クリームを押し出すような装置に、豚肉を詰めていきます。
氷を入れてフードプロセッサーにかけられているので、けっこう冷たいです。
先っちょから少しだけ豚肉を出して‥‥
腸をかぶせます。
そして、しゅるしゅると黄色い棒から、生クリーム装置の方に腸を移していきます。先ほどのちょっとだけ豚肉を出すのは、滑りを良くするためだったんですね。
これで準備完了です。
後は木の棒を使い‥‥
グググググ、と押し出していくと‥‥
わあ、ソーセージが出来てくる!!
すげー、頭では分かってはいたつもりですが、こんな風にソーセージって出来てくるんですね!!
女性の力でもソーセージ作りは大丈夫です。うに〜。
どんどんソーセージが作られていきますよ!
これは、ぼくが初めて作ったソーセージです。なかなかキレイにできてるでしょう?
続いて、棒状のソーセージを、いわゆるソーセージの形に整形していきます。半分に折って、一つ一つのサイズを調整して、ひねって‥‥みたいな工程を経ると‥‥
こうなる!
めっちゃソーセージだわー!
こんな調子で、どんどんソーセージは生産されていきました。
物凄い量のソーセージが!
さて、どうしても余ってしまう豚肉があるのですが、それは肉団子にして頂きます。
大きい鍋に入れてしばし待ちます。
その間に、出来上がったソーセージを棒に引っかける作業があります。
完全にソーセージの暖簾です。こんな暖簾、一家に一つは欲しいですね。
肉屋バージョンの知らないおじさんもご満悦です。
ソーセージを燻製箱に入れて、とりあえずの作業は完了です。後は、数時間おいて完成するのを待つばかり。
と思っていたら!
肉団子が出来上がりました!
いい肉を使っているから当たり前なんですけど、この肉団子も美味かったですね。何もつけずに、素材の味だけでイケました。
筑波ハムで生ベーコンとソーセージが完成!
ここでランチタイムを挟みまして、14時30分に教室に戻ると、さらにボイルされたソーセージが完成してました!
すげーーーー、山のようなソーセージ!
こんな分量のソーセージは見たことないです。
少しだけ試食しましたが、弾力があっていい美味しいソーセージに仕上がってました。出来立てというのは、本当に素晴らしい!
続いての試食はハムです。
出来立てのハム、桜色で美しいですよね〜。
これがまた、しっかりと肉を感じられるハムで美味しいんですよ。肉々しいのは、市販のハムではなかなか体験できませんね。ここで作るハムならではです。
筑波ハムの生ベーコンはヤバい
そして、最後のお楽しみのベーコンです!
これもまた、美しく仕上がってます。燻製され、いいアメ色です。
肉塊。これね、もうそのまま食べられるんですよ。
分厚い!
ハートにジャスト、ミィィィィィィィィィィト!!
端の方が味が濃縮されているということで、試食用にカットしてくださいました。
この脂、ですよ! ただのベーコンではない、生ベーコンです!
美味いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
確かに、味が濃縮されていて、ガムのようにいつまでも噛んでられそうです。美味い肉は脂も美味いのですが、この脂もキャンディーのように、いつまでも舐められそうな旨味の凝縮された脂でした。
肉の塊を見ているだけで、人は優しい気持ちになれますね。
そして、生ベーコンのお土産はなんと500g超。いいんですか、こんな肉塊をお土産にしてしまって‥‥さらにソーセージも約500gのお土産があったので、総重量1kgの肉塊をお土産にしました!
帰宅して速攻で筑波ハムで作った生ベーコンとソーセージを食べた!
で、帰宅してこれです。
ツヤツヤでジューシーでしょう???
脂が甘くて美味ーーーい!!!
脂がトロトロで味は濃厚でウマウマで、この出会いに感謝です、本当に。
やっぱり、出来たの生ベーコンとソーセージは最高です!
お土産屋さんも充実しているし、併設のレストランも美味しいし、まさに梅雨時に遊びに行くには最高の施設かもしれません。興味のある方はぜひ! 出来立ての生ベーコンやハムは最高に旨いので、筑波まで行く価値はあります!
要予約ですので、お問い合わせを。
過去の「筑波ハム」体験は以下のまとめてあります。
▼出来立て”トロふわ”美味すぎるハムとベーコンを食す!「筑波ハム」ハム作り体験会
▼「筑波ハム」ハム作り体験会!出来立てホヤホヤの温かいハムとベーコンはマジ美味い!!
↓Amazonでも購入できますが、スモークレバーが超絶美味しいです。