美容注射で死者、米消費者団体が警告という記事より。
米国の有力な消費者団体「パブリック・シティズン」は24日、顔のしわを取る美容外科や筋肉を弛緩(しかん)させる治療で使うボツリヌス菌毒素の注射薬で、16人の死者が出るなど重大な副作用が発生しているとして、医師や患者に警告を出すよう米食品医薬品局(FDA)に要請したと発表した
日本でも「ボトックス」は美容整形で非常に目にしますが、死者が出る重大な副作用があるとして、アメリカの消費者団体が警告を出したそうです。
1997年11月2006年末までの薬メーカーの報告書で658件の副作用が確認され、うち180件はものが飲み込みにくくなる障害や肺炎、そして87人が入院して、ボトックスでは12人が死亡したそうです。「ボトックスの少なくとも1件は美容目的だった」とも。
「患者自身の神経的な病状やリスク要因が重大な結果をもたらすことがあり、必ずしもボトックスと因果関係があるわけではない」と製造元ではコメントしています。
「ボトックス」はボツリヌス菌毒素の注射薬です。こうした情報は知らないよりは知っていた方が良いですね。