横浜方面に野毛という素敵な飲み屋街があるとは聞いていたのですが、ようやく初訪問です。ただし、午後の中華料理店に。しかし、改めて瓶ビールで一杯やりたいよな、と思えるナイスな佇まいの中華料理店でした。その名は「萬里 放題亭（ばんり ほうだいてい）」です。
「萬里 放題亭」懐かしさを覚える町中華
ちょっとした町中華ブームのようなものがあるようですが、この「萬里 放題亭」もそんな町中華と言っても良いのではないでしょうか。
この古くて懐かしい中華料理店の店構え。もともとは本店に行く予定だったのですが、開店前で「近くの支店へどうぞ」と教えて頂いたのが「萬里 放題亭」でした。
この料理サンプルのショーウインドウ！
たまりませんなぁ。そのままのものが提供されるのは、サンプルと全く違うものが出てくるのかはギャンブルですが、それでもこういうアイテムすら料理が美味しいと予感させる不思議アイテムとなってくれます。懐かしさがイイ！
7人で通された店内の奥の奥の席。円卓です。これまた中華料理感がマックスです。ビニールのテーブルクロスまでよく思えてきます。意味なくクルクルと円卓を回したい。
「萬里 放題亭」のメニュー
もはや数が多すぎて端から書き起こしも断念しますが、麺類、御飯類、豚・牛肉類、鶏類、魚類、海参類、蝦蟹類、豆腐類、野菜類、湯（スープ）類、冷盆類など、とにかくここにない料理はないのでは、と思えるような品数です。
価格は400円を切っている焼餃子・水餃子から、1,000円台、2,000円台、3,000円台、4,000円台と様々です。さすが中華料理。
定食やコース料理もあります。昔なじみの近所の人は「萬里 放題亭」でお祝いの宴なんてしたりするのかもしれませんね。羨ましいな。
「萬里 放題亭」で食べたもの・飲んだもの
今回は訳あってノンアルコールにてコーラで乾杯。瓶のコーラがいい味を出してます。
烏龍茶を頼むと大きなペットボトルで出てくるので超お得。暑い日でみんなであっという間に飲み干してお代わりしたら「え、もう飲んだの！？」と驚かれました。そのくらいの量です。
豆腐と肉のうま煮的なもの。間違いない味です。
これで1人前だったかな、2人前だったかな。それぞれの料理がけっこうボリューミーなんで、4人くらいのグループでいくのがオススメでしょうね。
初めて食べたモツの唐揚げ。いいじゃん、いいじゃん！
塩を付けて頂きます。
いや〜、これはビールを呑んでたら最高だったろうな〜。広島のホルモン天ぷらもいいけど、モツの唐揚げも美味しいですね！
焼餃子。見た目も美しく、焼き色がいい感じ。サイズ的にも王道の餃子といった風情が漂います。
味がしっかりしているので、酢と胡椒くらいで食べても美味しいかもしれません。醤油とラー油で食べたんだけど。
そして美味しいと前評判を聞いていた肉団子。こちらは塩バージョン。サイズも大きく食べごたえがありますが、何よりしっかりと味付けされて美味しいです。外がカリッ。
甘じょっぱいタレの定番の肉団子。最初はタレで良いけど、少し食べたら塩でどんどん食べたくなりそうな。いや〜、これまたビールですね。
白菜の漬物。ピリッと辛みの利いた漬物で箸休めにもぴったり。
町中華のチャーシューがドーン！
この肉厚なカットを見よ！ しかも面積も大きい！
周囲が赤くなっているのも町中華らしくて良い。
これでチャーシュー麺を食べたら最高なんじゃ‥‥次はチャーシュー麺だ！！
〆に7人でチャーハンを一つ。大きめのエビがしっかりと入った美味しそうなチャーハンですし、実際に美味しかったです。
このチャーハンのマウンテン感も最高ですよね。ポロポロと崩れていくマウンテンの中にプリプリのエビ。1人前でもけっこうなボリュームです。
「萬里 放題亭」の感想
とまあ、こんな感じで野毛初体験は町中華の「萬里 放題亭」でした。昔懐かしい、それでいて間違いのない美味しい中華料理。味もしっかりと美味しいです。
「萬里 放題亭」の周りには中華料理はじめ小さな飲み屋もたくさんあるようなので、これはまた改めて探索に行かないといけない町‥‥だと思いました。野毛！
ごちそうさま！！！！
「萬里 放題亭（野毛）」のアクセス・予約
＞＞萬里 放題亭 （バンリ ホウダイテイ） – 桜木町/北京料理 [食べログ]
住所：神奈川県横浜市中区花咲町1-28
