確かに思い返してみると、みんな女性スタッフでした。
3軒? 4軒? 長浜から中洲までハシゴして飲み歩いて、そろそろ腰を落ち着けてゆっくりしたいよねどこかに良い大衆酒場はないかね、とフラフラ歩いて導かれるような入店したのが「酒一番」です。
普通の民家風の外観。ラストオーダーは近かったですが、2階に案内して頂いて座敷席で足を伸ばします。地元の人も通う店のようですが、博多名物も食べられますので、地元の酒場の空気を感じてみたい観光客にもオススメです。
「酒一番」はメニューがかわいい
「女性スタッフによる安くて美味しい家庭の味」という張り紙があったのですが、確かに店の雰囲気はどこか可愛らしく感じられたのは、手描きのイラストのメニューが貼られていたからだと思います。
博多名物の水炊き、モツ鍋、めんたい、おきゅうと、あぶってかも。思い返したら、この時点でどれ一つとして博多名物と言われているものを食べていないことに気づきました。
人気メニューもそそります。
献立表もイラスト入りで、見ているだけで楽しくなって注文したくなります。
チューハイが330円なので、良心的な大衆酒場ですね。一品料理も290円からありますので、ちょっと一杯でも良さそう。
メニューの札も店内にたくさん貼れています。カラフルですが場末な雰囲気にならないのは、きっと配色を考えて貼られているからなのでしょう。
昭和の雰囲気を感じられる2階の座敷席です。
「酒一番」博多名物で乾杯!
チューハイで乾杯!
せっかくなので博多名物を食べてみようということで頼んだ「おきゅうと」です。幅広のところてんのような見た目ですが、原材料は海藻かつエゴノリが入っているそうです。昔は納豆売りのようにおきゅうと売りもいたのだとか。
そして、もう一つの博多名物として食べたのが「おばいけ」です。これはクラゲのような食感だったのですが、調べてみるとクジラの尾の身のようです。漢字だと尾羽毛。不思議な触感で、酢味噌で美味しく食べました。
家庭的なコロッケ!
モツのニラ玉とじ。こういうモツの食べ方もあるのですね。モツがプルプルして美味しい。
玉子焼きの中には明太子が入ってました。めんたい玉子焼きだったかな? これまた美味しい!
ずーっとチューハイを呑み続けていたのですが、最後に「西の関 にごり酒」も頂いてみました。大分県の酒蔵のお酒で、すっきり甘くて美味しかったです。
こういう地元のほっこりする大衆酒場に立ち寄れるのは、本当に至福の時です。ごちそうさま!!!!!
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「酒一番」の行き方・アクセス
>>酒一番 (さけいちばん) (中洲/居酒屋) – Retty
住所:福岡県福岡市博多区中洲4-4-9