タブを復元したり、クラウド経由で複数のPCでタブを同期することができる「TabCloud」というGoogle Chrome機能拡張を試してみました。
使用するには、サイトから「TabCloud」をインストールしてください。完了すると、ツールバーに「TabCloud」の雲のアイコンが現れます。
使用には、ログインが必要です。
Googleアカウントでログインすることができます。普段使用しているGmailのメールアドレスでログインしました。
それでは実際に試してみます。
タブをいくつか開いた状態で「TabCould」の雲のアイコンをクリックします。
ウィンドウが開き、開いているタブのファビコンが表示されます。フロッピーディスクのアイコンで、開いているタブを保存をします。
これでタブを開いている状態が保存されました。保存した日付が表示されています。
この日付の部分はクリックしてリネームが可能なので、定番のサイトを保存しておいたりするのに便利そうです。
また、controlキーを押しながらファビコンをクリックして、タブを開くことも可能ですし、ファビコンはドラッグして位置を変更可能です。
それでは保存してあるタブを開いてみます。
保存してあるタブのところで「+」をクリックします。これでタブの状態が再現されます。
以上「TabCloud」の基本的な使い方をご紹介しました。
特に複数のPC間を移動するような使い方をする人には、タブの同期は非常に便利なのではないでしょうか(無料で利用可能!)。
自動的に全てのタブを同期してくれる便利だな‥‥と思ったのですが、そこまでの機能はないようです。
そして、さらに強力なのは「TabCloud」に保存してあるタブをiPhoneからも閲覧することが可能な点です!
https://chrometabcloud.appspot.com/tabs.jspにアクセスすると、下記のように「TabCloud」に保存しているタブを表示してくれます。
このURLは単純に表示しているだけなので、Androidからもログインすることが可能です。
ウェブのURLをPCとiPhoneで同期する方法はいろいろありますが、同期するブックマークの代わりとして「TabCloud」を利用することができますね。
さらに書くとFirefoxにも「TabCloud」のアドオンがありまして、そちらとも同期することが可能です(Firefox 3.6〜)。
かなり便利な気がするので、SafariからGoogle Chromeに浮気してみようかな‥‥とチラリと思ったりしています。
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