2021年6月30日のGoogleロゴは「ワッデン海」をモチーフにしたものとなっています。「ワッデン海(Wadden Sea)」は、オランダ、ドイツ、デンマークの海岸線に広がる世界最大の干潟です。
2009年6月30日に「ワッデン海」が世界遺産に指定されたことを記念するGoogleロゴとなっています。
「ワッデン海」は、14世紀から15世紀にかけての暴風雨によって形成された比較的若い湿地環境であり、世界で最後に残った破壊されていない潮間帯の生態系の一つを構成しているそうです。渡り鳥にとっても世界的に最も重要な地域のひとつとされています。
「ワッデン海」は、南西端のオランダからドイツを越えて、北端のデンマークまで全長約500km、約10,000km2に広がっています。
「ワッデン海」は干潮時の干潟の探索やボートでの離島めぐりなど、観光地としても人気で、ユネスコ、環境NGOなどによって保護活動が行われています。
“wad”はオランダ語で干潟という意味です。
「ワッデン海」のGoogleロゴは、目を凝らすと干潟に「Google」の文字が見えます。