2018年1月22日のGoogleロゴは「セルゲイ エイゼンシュテイン」をモチーフにしたものとなっています。セルゲイ・エイゼンシュテインは、ソビエト連邦の映画監督です。1898年1月23日が誕生日なので、生誕120周年を記念したロゴとなっているようです。
セルゲイ・エイゼンシュテイン – Wikipediaによると「モンタージュ理論を確立し自ら実行した人物で、映画史において極めて重要な人物の1人とされている」ということです。もともと赤軍に入隊してアマチュア演劇に携わり、復員後に日本語を学びました。その後、演劇を学びながら映画の道へと進んでいったということです。
代表作の「戦艦ポチョムキン」でモンタージュ理論が確立されました。モンタージュ – Wikipediaによると
、モンタージュ理論とは「映画用語で、視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法のこと」だそうです。
YouTubeで探すと、こういう映像をモンタージュと呼ぶそうです。
モンタージュ理論の確立には日本語が影響していたそうです。セルゲイ・エイゼンシュテインが日本人教師に漢字を習ったときのことだそう。
漢字という象形文字の持つ抽象的な概念を描写的デザインに表現しているという基本コンセプトから、「身」と「美」で「躾」に、「口」と「鳥」で「鳴」になるなど、全く別の意味になるということに興味を持ったという。このコンセプトを基にモンタージュ理論を開発したという。
セルゲイ・エイゼンシュテインは、1948年2月11日に50歳で亡くなりました。
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セルゲイ・エイゼンシュテイン IVC,Ltd.(VC)(D) 2011-08-26