2020年2月27日発売、チェキフィルムを使用するインスタントカメラ「Pixtoss(ピックトス)」が届きました。
シャッターを切った後にハンドルを回転して写真を排出するというギミックを持った楽しいカメラです。撮影できる写真も味わい深く、名実ともに“トイカメラ”です。
ファインダーを除く感じといい、シャッターを切った時の感触といい、なんとも言えない懐かしさを感じます。アナログ写真てこうでしたね!
ハンドル回転トイカメラ「Pixtoss(ピックトス)」
「Pixtoss(ピックトス)」はチェキフィルムを使用するインスタントトイカメラです。
ネタフルで発売を伝えたのはこちらの記事です。
ハンドルを回転するギミックにイチコロです。レンズが広角でセルフィーを撮影しやすいのも特徴です。
さらに1回シャッターを押した後に、ハンドルを回さずシャッターを押すと2つの写真が重なった多重露光の写真も手軽に撮ることができるカメラです。
要するに「Pixtoss(ピックトス)」で撮影した写真は非常にインスタ映えしやすいんではなかろうか‥‥ってことですね。
ただ、オジさんにはインスタ映えはあまり関係なく、とにかくダイヤル回転したい、その一心で注文してしまいました。価格は5,980円(税抜)です。
ジャーン♪
カラーはミルクホワイトです。
思っていたよりもプラスチッキーというか、メカメカした機械の部分はほとんどないようで、だいたい全部プラスチックなので、持ってみると軽く感じます。
ハンドルを出したところ。
というのも、割りとサイズは大きいんです。
146mm x 90mm x 67mmなのですが、iPhone 11 Pro Maxよりも大きいです。その感じで持つと「あれ、軽い」と感じるというわけです。ちなみに重量は275gです。
レンズが小さいパンケーキレンズのようです。セルフィー用のミラーがついています。
レンズのサイドにあるのがシャッターです。シャッターはどこにあるの? と思ったら、レンズ周りについてました。
手前部分にあるのがフラッシュとファインダーです。フラッシュを炊くのも、ファインダーを覗くのも減りましたねぇ。
でも「Pixtoss(ピックトス)」に限っては、ファインダーを覗いたりフラッシュを炊くのがとても大事!
カメラ上部にはストラップホールが2箇所あります。
背面からチェキフィルムを入れます。
この状態を見て「Pixtoss(ピックトス)」って超シンプルな仕組みなんだな、と思いました。フィルムにレンズをつけるだけという感じ。でもカメラの基本はそうなんですよね。
チェキフィルムは正式名称は「インスタックスミニ」と言います。10枚 x 2セットで1,300〜1,500円くらいですので、1枚あたりは70円前後という感じでしょうか。
チェキフィルムは背面を開けて、フィルムと本体の凹凸をあわせてセットすればOKなので簡単です。
カチャッ。
左がフラッシュのスイッチです。別途単4電池が2本必要です。スイッチオンしてグリーンのランプがついたらフラッシュOK。
数字の書いてある穴はフィルムの残数です。このスイッチとフィルム残数の小窓、たまらなく懐かしい人もいるのでは!?
ハンドルを回転して、1枚目だけ先に排出しておきます。これはフィルムではなく、フィルムのカバー部分になります。
「Pixtoss(ピックトス)」で撮影した写真
ということで「Pixtoss(ピックトス)」の使い方は、
・シャッターを切る
・ハンドル回転で写真を排出する
という、非常にシンプルなものです。
コンピューターが一切関与することのないアナログ感。良い写真を撮るための計算は自分でやってね、という突き放し感。たまりません!
果たして狙って良い写真が撮れるようになるのだろうか?
むしろ偶然の産物で良い写真が撮れるのだろうか?
絶対に同じような写真は二度と撮れない自信があるな‥‥などなど、久しぶりのアナログカメラにドキドキです。
部屋の中だとなかなか良い被写体がなく、とりあえず2枚ほど撮影した写真を置いておきます。
ベランダで植木鉢を撮影したものです。青空の下で撮影したので光量は十分です。むしろ強く光が差し込んでいる部分が白く飛んでますね。ぼんやりした色使いは嫌いではありません。
これは室内で撮影したものです。この前に息子を部屋の中で撮影したのですが、かなり暗く写ってしまったのです。だからフラッシュを炊いてみました。
画角が広角なのでそれなりに寄ってフラッシュ撮影したのですが、これまた白く飛んでしまいました。iPhoneのフラッシュ撮影でこれだとナンダカナと思うのですが「Pixtoss(ピックトス)」だと味わい深く感じられます。
「Pixtoss(ピックトス)」はインスタ映え用にどうか、と思っていたのですが、こうした日常の小さな写真を部屋の壁に貼っておくのって、かなり良いかもしれませんね。メモも添えたりして。白飛びした写真も懐かしく思える気がします。
狙った写真が撮れない‥‥と最初は思ったのですが、むしろ予期せぬ写真が撮れるのを楽しむのが「Pixtoss(ピックトス)」かもしれませんね! 楽しくなってきました!
「ビアジオ」で撮影
浦和の立ち飲み屋「ビアジオ」でスタッフのみなさんを撮影してみました。
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