名古屋グランバスのJ1残留のためにブラジルから呼ばれていた田中マルクス闘莉王でしたが、残念ながらチームはJ2に降格、闘莉王も退団することになるようです。名古屋闘莉王「またか…心ズタズタ」事実上引退勧告という記事になっていました。
来季J2に降格する名古屋の元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が6日、クラブ側から事実上の引退勧告を受けた。ボスコ・ジュロブスキー監督(54)とともにこの日、今季限りでの契約満了を告げられた。
仮に名古屋グランバスがJ1に残留していたとしても、闘莉王の契約更改がなされたかどうかは未知数かな、とも思います。
特に来シーズンは若返りを図り、J1昇格後も見据えた編成にしたいとクラブは考えるでしょうから、35歳の闘莉王との契約更改は難しいのでしょう。
そして、闘莉王はやはり“劇薬”なんですよね。J1残留のための特効薬として呼ばれた訳ですし、残念ながらそれも成し遂げられなかったわけで。
闘莉王はクラブに対して疑問を抱いた。「方向性が見えない。このままではJ1には戻れない。選手たちが出て行くのも引き留められない」。東京が獲得に乗り出しているFW永井ら主力の流出にも影響があると指摘した。
逆に、闘莉王が君臨し続けることの影響もある訳で。気持ちの強い選手だけに。