横浜FC・三浦知良、Jリーグ最年長出場記録を更新

カズ42歳10日!ラモス超え最年長出場…J2第1節という記事より。

横浜Cの元日本代表FW三浦知良が8日、湘南との開幕戦で後半5分から途中出場し、42歳10日でJリーグ最年長出場記録を更新。左サイドで起点となるプレーなど、前線で果敢にゴールを狙ったが、自身の持つリーグ最年長得点記録の更新は次戦、14日の熊本戦(ニッパ球)以降にお預けとなった。

カズこと三浦知良が、ラモス瑠偉の持っていたJリーグ最年長出場記録を更新しています。42歳と10日です。

ラモスも随分と長いことプレイをしていた記憶があるのですが、それを越えてしまうのですからすごいことですよ。しかも、まだあと1〜2年くらいはできるんじゃないか? という気さえしてしまいます。

42歳10日の新記録にも「あまり意味のないこと。後半からだし、ラモスさんに『最初から90分間出ろ』と怒られちゃうよ」と、サラッと答えた。

プロ24年目ですよ。自身の持つJリーグ最年長得点記録の更新は持ち越しということですが、これも更新してしまいそうですね。

なんだろう、身体を痛めているとか、負傷と戦っているとか、そういう悲壮感のようなものをカズからは感じないんです。いつもベストに調整しているというか(もちろん年齢なりに)。これはカズの節制した生活の賜物なのでしょうね。

なんとなく横浜FCを戦力外になっても、JFLとか地域リーグとか、プレイできるところがあればどこまでもいってしまいそうな気がしますが、もうここまできたらプレイし続けて欲しい気がします。

蹴音―三浦知良伝説の言葉

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おはぎ

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神戸時代には、衰えからか体の動きが鈍った。プレーを続けるために、肉体改造を始めたのは36歳の時。専属で見ている喜熨斗フィジカルコーチ(名古屋)は「サッカーに不要な筋肉は思い切って落とした」という。

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しかしそれは、挫折の連続でもあった。今季の年俸は3000万円(推定)。全盛時だった97年、V川崎(現東京V)時代の2億4000万円(推定)と比べ実に8分の1。98年末にはV川崎で、00年末には京都で戦力外通告を受けた。

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寒さにも負けず、半袖で出場。後半43分にはゴールを狙ったヘッドが大きくそれ「あれは当たり過ぎたね」。同44分には相手DFを幻惑する動きで西田の反撃弾を演出した。樋口監督も「カズは期待通り前線で(攻撃の)起点になってくれた」と振り返った。

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フィールドプレーヤーに限定すると、欧州ではスコットランド・フォルカークに所属するMFラタピー(トリニダードトバゴ)の40歳11カ月0日が最年長。次いでセリエA・ACミランのDFマルディーニの40歳8カ月10日。米大陸では米国・MLSのチバスに属するDFスアレス(メキシコ)の40歳2カ月9日が最年長だ。アジアで40歳以上はカズと中山(磐田)だけ。フィールドプレーヤーでは現在カズが“世界最年長”だ。

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