野村証券の内定を辞退して川崎フロンターレ入り

早大・横山、安定より夢!野村証券蹴って川崎入りという記事より。

川崎が早大のDF横山知伸(22)を獲得することが20日、明らかになった。横山は代表歴はなく、Jクラブからのオファーもなかったため就職活動し、大手証券会社、野村証券の内定を得ていたが、川崎の緊急オファーを受け、内定を“蹴った”。

野村証券に内定していた早稲田大学のDF横山知伸でしたが、急遽、川崎フロンターレからオファーを受け、内定を辞退、川崎入りを選択したそうです。

川崎フロンターレは駒沢大学の菊地光将に絞っていたそうなのですが、若手の層を厚くするために他クラブの選手を物色していたところ「高さが184センチあり足元の技術もしっかりしている」と横山知伸の評価が急上昇したのだそうです。

そこで、川崎は成長の可能性のある横山知伸にオファーを出し、横山知伸はこれまでオファーがなく就職活動して野村証券出ていた内定を辞退しての川崎入りだそうです。

野村証券も驚いたんじゃないかと思うのですが、

春先に野村証券の内定を勝ち取った際に「J1のチームから話があった際には、お断りさせていただくこともあります」と伝えていた

ということです。まあ急にオファーがあって、本人も驚いたんでしょうけどね。

入社すれば定年まで30年以上、安定した生活が見込める大手企業に比べ、プロサッカー選手は10年以上現役でいられる選手はほんのひとにぎり。J1で450分出場するまではプロC契約(最高年俸480万円)からのスタートだから「夢」を選択した形だ。

Jリーガーになれるなんて、プライスレスですよ。

とはいえ、大卒選手は即戦力として期待されることが多いので、見切りを付けられるのも早い気がします。

これまでは代表経験はないということですが、そこまで上り詰めて欲しいですね。ライバルのクラブの話なので、あんまり応援はしませんけど。

「帝京高卒業後は1年間浪人し、勉強して早大に入学」して就職活動して野村証券に内定していたくらいですからね。きっと大丈夫です。

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帝京高ではFWだったが大学でDFに転向。1メートル84の長身でヘディングが強い知性派の守備的プレーヤーで、すでに加入が決まっている駒大のMF菊地とともに将来が期待されている。