ジェフ千葉・阿部勇樹、浦和レッズ移籍へ

阿部J移籍金史上最高額4億2000万円で浦和決定という記事より。

「千葉側から連絡がありました。今後クラブ間交渉に入ります」浦和の中村修三GMが12日夜、千葉の唐井直GMから届いた朗報を公表した。千葉の公式HPも阿部の移籍報告を掲載。

ついにジェフ千葉・阿部勇樹の浦和レッズ移籍が決定したようです。ジェフ千葉の生え抜き、プリンスのような存在だったと思うので、驚きをもってニュースを見ている人も多いのではないでしょうか。

6日、大阪市内で約2時間の直接交渉で阿部を口説いたホルガー・オジェック新監督(58)は、関係者によると、守備的役割をすべて高次元でポリバレント(多様的)な阿部を最終ラインで起用する構想を持っている。

阿部、闘莉王、坪井の最終ラインて‥‥どんなですか。東京、名古屋、浦和とオファーを出し、最終的に選ばれたのは浦和でした。

阿部はボランチもこなせるユーティリティープレイヤーですし、フリーキックも蹴ることができますから、浦和にとってはこれ以上ない補強となります。

今年はJリーグに加えてACLでの戦いがありますから、2チーム分くらいの戦力が必要で、今でも十分に層は厚いのですが、本気で優勝を狙うための補強といえるでしょう。

阿部が適性のあるボランチには既に鈴木啓太と長谷部誠がいますし、小野伸二や山田暢久など複数ポジションをこなせる選手もいます。チーム全体でさらに競争が激しくなることでしょう。

千葉・阿部の浦和移籍が内定…移籍金は国内最高3.5億円超という記事によると、

「今年は代表を含めてアジアでの戦いが大事なテーマとなると思っていました。13年間お世話になったジェフ(千葉)への感謝の気持ちも大きかったのですが、2年連続ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)へ出場するチャンスのある浦和で、新しい挑戦をしようと思い至りました」

という阿部勇樹のコメントが発表されているということです。天皇杯を2連覇しましたから、2008年もACLへ挑戦する浦和レッズです。

ジェフユナイテッド市原・千葉 2005シーズンレビュー

ジェフユナイテッド市原・千葉 2005シーズンレビュー

■関連記事

千葉了承「浦和・阿部」週明け発表

千葉と浦和のクラブ間交渉は13日にも行われる。移籍金は、97年のMF前園(横浜F→V川崎)、04年のMF三都主(清水→浦和)の3億5000万円(推定)の国内の日本人移籍の最高額を上回り、4億円近くに上る見込みだが、浦和側は満額を支払う準備を整えており、正式契約は秒読み段階。

日本代表MF阿部が浦和移籍

阿部は中学時代から千葉に所属する生え抜き。主に守備的MFで活躍し、堅い守りと正確なFKなどで頭角を現した。04年アテネ五輪代表で、日本代表は05年1月にデビュー。現在はオシム監督の下で主力を務める。